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投稿日: 2020.10.02 17:21
更新日: 2020.10.07 17:22

ThreeBond Drago CORSE 2020スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | ThreeBond Drago CORSE 2020スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レースレポート

ThreeBond Racing with DRAGO CORSE 
2020年度全日本スーパーフォーミュラ選手権レポート

ベテランドライバーとのタッグ

 全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズの第2戦が、9月26日(土)~27日(日)にかけて岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

 ツインリンクもてぎでの開幕戦を12位で終え、ル・マン24時間レースに出走した所属ドライバーのタチアナ・カルデロン選手は、日本政府による新型コロナウイルス感染拡大防止の水際対策に基づく日本入国後2週間の自主隔離期間が諸事情より確保できない状況となったため、今回のレースは欠場せざるを得ず、ThreeBond Drago CORSEは代役として塚越広大選手(以下、塚越選手)を起用してレースに臨んだ。

 今回も土曜日は専有走行とフリー走行を行い、公式予選と決勝レースは日曜日に行う1day開催である。

公式予選

 開幕戦で施したセッティングの延長上で岡山国際サーキット向けの持ち込みセッティングをまとめ、9月26日(土)午前の専有走行セッションに塚越選手を送り出した。昨年のシリーズ最終戦以来のスーパーフォーミュラ走行となる塚越選手は、マシンの状態を確かめながらドライコンディションのコースを15周走行し、出走19台中トップタイムから0秒861遅れの11番手でセッションを終えた。

 ところが午後2時からのフリー走行セッションは開始直前に振り出した雨によりウエットコンディションで始まり、すぐに雨が上がってコースはドライコンディションへと変わった。チームは予定していたセッティングをまとめ上げるためのメニューはこなせないまま終わってしまった。

 塚越選手のラップタイムは出走19台中トップタイムから1秒967遅れの19番手にとどまり、チームはこの結果を受けて、持ち込みセッティングのままでは公式予選を戦えないと判断。翌日の公式予選はフロントサスペンションに新しいアイテムを投入してセッティングを従来とは異なる方向へ大幅変更することに決めた。

 翌日の日曜日は、雲が広がるものの晴天となり、公式予選は午前10時40分から始まった。塚越選手は2組に分けて行われた公式予選Q1セッションで出走。10台中、B組6番手につけるタイムを記録しQ2セッションへ進出した。

 続いて、出走14台のQ2セッションではトップタイムから0秒998遅れの14番手に終わり、Q3セッション進出はならずスターティンググリッドが決定した。

決勝レース

 チームは公式予選におけるマシンの状況が良かったことから、リヤにも新しいアイテムを投入して決勝レース向けのセッティングをまとめ、塚越選手をスターティンググリッドへ送り出した。

 決勝レースは午後3時15分にフォーメーションラップから始まったが、1台の車両がクラッシュしたためスタートディレイとなり、午後3時30分、周回数を50周に減算して改めてスタートが切られた。


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