レースが始まると、各ドライバーの意地がぶつかり合うガチンコバトルが展開。途中、トヨタチームの坪井が最終コーナーでスピンを喫し、クラッシュするシーンもあったが、ヒート1はスバルチームが制した。
続くヒート2もスバルチームが勝利。勝田のスティントを極力短くする作戦がはまり、2連勝で初日の賞金を手にした。
2日目は、ホンダから武藤英紀、中嶋大祐、小暮卓史が、ニッサンから本山哲、安田裕信、佐々木大樹が、トヨタから大嶋和也、アンドレア・カルダレッリ、山下健太が、スバルから山内、新井敏弘、勝田が参加。
イベントは初日と同じ流れで行われ、フリー走行からスタート。このフリー走行で、勝田がバックストレートで大クラッシュを喫しマシンを大破させてしまう。
予選では山内がスペアのマシンを駆り、他チームを1秒以上上回るタイムを記録してポールポジションを獲得。これにはホンダ、ニッサン、レクサスのドライバーも運営に抗議したが、不正はないと一蹴された。
決勝では、初日にスバルが2連勝したということで、ドライバー交代時は積み木で指定の形を作るというルールに変更となった。また、前日に勝田へ与えられたラリードライバーハンデも無効とされる。
決勝ヒート1がスタートすると各ドライバーがサイド・バイ・サイドの接戦を展開。ドライバー交代のタイミングになると、課題の積み木に挑むが、どのチームもこれに苦戦。冷静に課題をクリアしたスバル勢がトップを維持してヒート1を制した。
ヒート2ではニッサンの本山とレクサスのカルダレッリがピットレーン上で攻防を展開。カルダレッリはピットレーンをショートカットするという荒技に出るも、本山が抜き返しトップを維持してみせる。
最終的にヒート2はニッサン勢に軍配が上がったが、スバルが総合ポイントで上回り、2日目もスバルが勝利。週末2連勝を飾っている。
その他のイベントにも多くのファンが訪れ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。