その後は各車順調に周回を重ねる展開へ。しかし、46周目にはカルソニックにトラブル発生。マシンがピットインするも、そのままガレージへ。ドライバーはクルマを降り、メカニックがトラブルの修復に取りかかる。
47周目には2番手のDENSO平手晃平と3番手au伊藤の差が約1秒となり、接近戦に。auは何度もDENSOのスリップに入るが、平手がインを死守して伊藤を前に行かせない。約5周に渡ったバトルは52周目の最終コーナーで意外な結末に。レクサスコーナーの立ち上がりでGT300を外から平手、インから伊藤が抜いた直後、2台が最終コーナーで接触。平手のDENSOはスピンし、その横を伊藤のauが抜けて行き、2番手が入れ替わる。平手はすぐにコースに復帰し、3番手をキープ。
平手のDENSOはauとの接触前にもGT300マシンと接触してフロントグリル周りのパーツを破損しており、その影響からかペースが上がらない。すぐに後続のWAKO’Sにも追いつかれ、オーバーテイクを許してしまう。同じタイミングでMOTUL GT−Rの次生がKeePer平川亮に1コーナーで順位を奪われ5番手が交代。上位陣の各所でバトルが行われる。
■終盤戦には連続ペナルティが出され・・・
レース周回数の半分、55周を終えた時点で、トップはZENTで変わらず、2番手からau、WAKO’S、DENSO、そしてKeePerと5台のレクサスLC500が上位を独占し、6番手にMOTUL GT−R、7番手にホンダ最上位のRAYBRIGが続く。
60周目、先ほどのau伊藤大輔とDENSO平手の接触が、伊藤のペナルティと判定され、auはドライブスルーペナルティ。2番手から8番手まで順位を下げてしまう。
69周目にはARTA、KEIHINがルーティンの2回目のピットイン。ここから2度目のピットタイミングとなり、翌70周目にはWedsSportがピットへ。
71周目にはMOTUL GT−Rの次生が4番手のDENSO平川の背後に付く。セクター3の上りで間隔を詰める次生だが、ストレートでは平川にスリップに入ることができず並び掛かることができない。
72周目にはauがルーティンの2回目のピットイン。伊藤からロシターにチェンジ。MOTUL GT−Rと4番手を争っていたDENSOも73周目にピットへ。WAKO’S、KeePer、RAYBRIGもピットイン。
