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投稿日: 2016.05.02 20:39
更新日: 2016.05.03 08:59

スーパーGT第2戦プレビュー:500クラスの有力はカルソニックGT-RとZENT RC F。天候も鍵


スーパーGT | スーパーGT第2戦プレビュー:500クラスの有力はカルソニックGT-RとZENT RC F。天候も鍵

 ゴールデンウイーク恒例のビッグレース、スーパーGT第2戦富士が5月3日(火)から幕を開ける。開幕戦で優勝と3位を獲得したニッサン勢に対して、ホームのレクサス陣営と開幕戦で不本意な結果に終わったホンダ勢がどう戦うのか。ポイントを探ってみた。

 4月の開幕戦岡山では3番手からスタートしたMOTUL AUTECH GT-Rが鮮やかな逆転劇で優勝し、チャンピオン争いの中心に躍り出た。今シーズンも、MOTUL AUTECH GT-Rが有力な一台となるのは間違いない。

 ただし、今回の第2戦富士で1号車が優勝争いに絡むにはウエイトハンデの克服という条件が待ち構えている。岡山を制したMOTUL AUTECH GT-Rには今回最大の40kgが課せられる。岡山2位のKeePer TOM’S RC Fが32kg、同3位のS Road CRAFTSPORTS GT-Rが22kgであることを考えれば、今回の富士で上位に来るのは難しいと考えざるを得ない。

 3月末に行われた富士テストも指標になる。当時とは気温、路面温度がかなり異なるとはいえ、その際上位タイムを記録したカルソニック IMPUL GT-RやZENT CERUMO RC F、DENSO KOBELCO SARD RC Fはいずれも10kg前後と比較的軽めのウエイト。富士スピードウェイならではのロードラッグ仕様で争われる第2戦は、これらのマシンが1号車にとって大きな脅威となるはずだ。

 それでも、GT-Rはここ2年の4戦で3勝を挙げているなど、得意としているサーキットでもある。その中でも優勝候補の一角に挙げられるカルソニックGT-Rは「自信のある富士では勝ちにこだわる」と安田裕信が強い意気込みを見せている。一方、40kgと重いウエイトを背負う松田次生は「優勝は楽ではないし、予選で一発を出す際にはウエイトがきく」と語る一方で、「ミシュランタイヤのコンディション的にもいい時期」とタイヤには自信を持っている。500kmという長丁場のレースは2回のピットストップを含め燃費も重要なファクターとなるが、レクサス陣営に比べてピット作業に多少分があるGT-R陣営には有利といえる。

 一方、この2年間ホームでの優勝を阻まれているレクサス陣営は、3月のオフテストで上位タイムをマークするなど、こちらも優勝争いの候補となりそう。特に昨年、残り数周でGT-Rに逆転を許したZENT CERUMO RC Fの石浦宏明は「リベンジしたい」と述べており、同じレクサス陣営でウエイトが軽めのDENSO KOBELCO SARD RC Fの平手晃平もコンディション的な違いはあっても、「マシンのベース的な速さはある」と口を揃えている。

 ただ、それ以外の要素として多くのドライバーがポイントに挙げているのが天候だ。現在の予報では、3日の夜から雨の予報が出ており、4日の早朝にかけては90パーセントと高い確率となっている。今のところ、レース中に直接降る予報はではないものの、今後の雲行きによっては雨を含めて荒れた展開になる可能性もある。開幕戦で厳しい結果に終わったホンダ勢の中には雨を歓迎する声もあるが、万が一そうなった場合にはミッドシップの特性を生かして、浮上する可能性も十分にあるだろう。

 タイヤ的にも岡山でスティント後半の持ちが良かったミシュラン勢に対し、同じくスティント後半の少し厳しかったブリヂストン勢というバランスがどう移り変わるのかも、いつもよりピット回数の多い今回はそのタイミングと合わせて重要になる。ただ、やはりオフテストの結果とウエイトハンデの軽さから判断すれば、カルソニック IMPUL GT-RとZENT CERUMO RC Fがトップ争いの中心となりそうだ。

 スーパーGT第2戦富士は、3日に予選、決勝は4日の14時にスタートが切られる。


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