では、明日のレースはどうなるのだろうか。やはりキーを握るのは天候だ。中山にも、吉本にも「雨が降ったら?」という質問をしたが、両者とも「雨は降ってほしくない」という答えが返ってきた。特に吉本は「晴れていれば『勝ちにいきます』と言えるけど……。明日はドライで走れると思ってやる。もちろん雨になってもベストは尽くしますけど」という。これには理由がある。

 現在パドックで語られている定説としては、雨が多めのときはブリヂストンが最速。チョイ濡れはダンロップが最速とされている。ヨコハマはドライならば競争力は高いが、ウエットは少々苦手にしているというのだ。ちなみにこれはGT500も共通。

「ここはJAF-GTがいるので、狙うなら5位が軸で、奇跡的に3位が狙えるかな……。でも、雨が降ると他のタイヤメーカーのクルマが前にいく。それが6台いるので、ポイント獲れるかな? という状況になってくる。ドライの方がベターですね」というのは、ヨコハマを履くグッドスマイル 初音ミク AMGの片岡龍也だ。

 とは言え、レースは必ずしもそういう展開になるかと言えばそうはならないだろう。特に、ヨコハマ勢でもポルシェ911 GT3 Rは、RRのトラクションもあり「ウエットでもドライでもどちらでも構わない(D’station Porsche武田敏明監督)」という。富士メーカーテストでウエットでも好感触を得ており、それをうけての発言だ。

 2カ月間のインターバルの間に行われた鈴鹿メーカーテスト、公式テスト、SUGO公式テスト、そして富士メーカーテストと、各チームはさまざまなメニューをこなしSUGOに乗り込んでいる。コース特性による得意、不得意はあるにしろ、テストで得たものが結実したかたちが今回の予選結果と言えるだろう。

 そしてそれを“ぶちこわし”にするのが明日の雨とSUGOの“マモノ”なのだろうか……!? 明日笑ってレースを終えるのは誰だろうか。

本日のレースクイーン

根岸しおりねぎししおり
2026年 / スーパーGT
Moduloスマイル
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