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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.05.09 14:50

DIJON Racing、2013年開幕戦以来の入賞を果たす

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スーパーGT | DIJON Racing、2013年開幕戦以来の入賞を果たす

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 2016 SUPER GT 第2戦 FUJI GT 500KM RACE レースレポート
 日程:予選:5月3日(火)/決勝:5月4日(水)
 開催サーキット:富士スピードウェイ(静岡県小山町)
 観客動員:8万5800人(2日間)
 ドライバー:Takamori博士、田中勝輝、青木孝行
 マシン: DIJON Racing GT-R #48(日産 GT-R NISMO GT3 R35)
 結果:予選:GT300クラス20位 決勝:GT300クラス10位
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ゴールデンウィーク中に開催されるため、毎年、沢山のお客様が御来場されるSUPER GT第2戦『FUJI GT 500km RACE』が、予選:5月3日(火)、決勝:5月4日(水)に富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された。今年は2日間で85,000人以上の観客動員となった。

今回のレースは、500kmセミ耐久レースとして行われるため、特別規則が発効され、2回のドライバー交代義務付け、第3ドライバーの起用が可能となった。DIJON Racingでは、レギュラードライバーのTakamori博士、田中勝輝に加えて、第3ドライバーに百戦錬磨の実力派で知られる青木孝行を起用した。

■5月3日(火) 公式練習
3連休初日ということもあって多くの観客が訪れた富士スピードウェイ。朝9時00分より公式練習が行われた。

DIJON Racing GT-R#48は、Takamori博士のドライブによりコースイン。マシンチェックとブレーキの熱入れを行うために連続周回を行うが、計測3周目に駆動系に若干の違和感を感じたTakamori博士は緊急ピットイン。メカニックの手によりマシンチェックが行われた。

駆動系の確認作業を行った後、青木選手がコースイン。青木選手は徐々にペースを上げ、テストプログラムを消化していき、1分39秒709までタイムを短縮するが、やはり駆動系に違和感を感じるとコメント。

その後、チェックのためピットイン〜ピットアウトを行なった後、青木選手がテストプログラム消化のため再度連続周回を行い、最終的に1分39秒082までタイムを縮めた。

公式練習セッションも残り時間が少ないことから、田中選手にドライバー交代してコースイン。アウトラップを終えた直後、1コーナ進入時にマシンから強い振動を感じ、走行不能と判断した田中選手は2コーナアウト側にマシンを停止し、ここで公式練習は終了となってしまった。

DIJON Racing GT-R
DIJON Racing GT-R

■5月3日(火) 予選Q1(14時30分〜15分間)
駆動系トラブルの修復は大規模なパーツ交換となり、Assy交換でギリギリ予選Q1開始直前に修復作業を完了させることが出来き、なんとか無事に予選出走を果たした。

Q1は青木選手がドライブ。マシンチェックも含めて念入りにマシンのウォームアップ走行を終い、そのまま計測3周目よりアタックを開始した青木は1分38秒423をマークし5位につける。翌周にはさらにタイムアップを果たし、1分37秒760で順位は少し落としたものの、それでも8位とQ1突破圏内のタイムを叩き出した。

その後、37秒台のタイムをマークするもタイム更新はならず、この時点で15位に順位を落とす。1周のクーリングラップを経て、セッションも残すところあと2分。青木選手は最後のアタックラップに挑むがタイム更新はならず。最終的に20位で終えることとなり、Q1突破は果たすことができなかった。


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