<予選>
SUPER GTの予選はノックアウト方式で実施され、GT300クラスでは上位14台がQ2へ進出することになる。
14時35分から50分までの15分間で競われた予選Q1は、これまでの4戦と同様に坪井が担当する。午前中の練習走行からはわずかに路面温度が上がってきたが、それでもチームが想定するほどの路面温度には到達せず、タイヤのベストなパフォーマンスを発揮するのが難しい環境となった。
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3に乗り込んだ坪井はインラップから4周に渡って入念にタイヤに熱を入れて、計測5周目からタイムアタックを開始。まずは1分39秒173をマークし、翌周には1分38秒960までタイムアップする。
このタイムをマークした時点では予選Q2へ進出できる14番手以内に入っていたが、ライバル勢もタイムアップを果たしていく。坪井は、コースに最後まで留まりタイム更新を狙ったが、1分38秒960のベストラップを塗り替えることはできなかった。結果として17番手となり、今シーズン初めて予選Q1で姿を消すことになった。
明日の決勝レースは17番手からのスタートとなるが、チーム一丸となって追い上げるレースを展開をすれば充分に上位進出を果たせる自信を持っており、第2戦に続く表彰台を狙っていく。
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