しかし、途中ヘアピンカーブ立ち上がりで、ストップしていたトラブル車両の処理のために出されていたイエローフラッグを混戦のなかでミューラーが確認できず、ペナルティストップ10秒が課されてしまった。

 これによりポジションを落としたD’station Porscheだが、さらにレース中のアクシデントによるセーフティカー導入もあり、作戦変更を余儀なくされてしまう。長丁場の1000kmレースで、藤井とミューラーはトップグループと同等のペースで追い上げをみせたものの、最後は10位でフィニッシュ。

 2ポイントを獲得したが、ペナルティストップがなければ表彰台は確実だったために、D’station Porscheの仕上がりを考えると悔しいレースとなった。藤井は現在22ポイントで、ランキング10位につけている。

 もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は、予選で履いたタイヤの合わせ込みに苦慮し18番手スタートに。レースではジョノ・レスターがスタートドライバーを務め、峰尾恭輔と交代しながら追い上げ。

 途中、ドライブスルーペナルティを受けポジションを落としたが、最終的には8位でフィニッシュ。3戦連続のポイント獲得となり、レスター/峰尾組は23ポイントでランキング8位につけている。

GULF NAC PORSCHE 911

 次のスーパーGTレース 第7戦は、10月8日にタイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで決勝レースが行われる予定になっている。

スーパーGT GT300クラス 2017年 第6戦 鈴鹿サーキット 結果

1位 No.65 LEON CVSTOS AMG(158周)
2位 No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(158周)
3位 No.87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3(158周)



8位 No.9 GULF NAC PORSCHE 911(158周)

10位 No.33 D’station Porsche(158周)

ポルシェ ホームページ http://www.porsche.com/japan/

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伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
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