■決勝 8月27日(日)【4位】
決勝 天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始:30度/47度>中盤:32度/45度>終盤:29度/36度
SuperGT 第7戦 タイ 決勝。今年4年目を迎えたタイ・チャンインターナショナルサーキットは、初めてのウエットでの予選、そして、スターティンググリッド直後に降り出したスコールで路面がウエット状態となるが、空は白い雲が所々あるが晴天という難しいコンディション。タイの神様は果たして何処のチームにほほえみかけるのか。
スタートドライバーは国本選手。スタート直前に振った雨で路面はウエットとなったが、各車ウエットタイヤでのスタートの中、19号車WedsSport ADVAN LC500の他、1号車と23号車がドライタイヤを選択してのスタートとなる。
そして、タイと日本の国歌がサーキットに流れ、定刻通り15時にフォーメーションラップがスタート。この時24号車がマシントラブルによりスタートを切れずにPITに戻る事になり、セーフティカースタートとなった。3周目にセーフティカーが外れてレース開始。
ただ、路面が完全に乾かず、ウエットタイヤ組がレースを快走する中、19号車WedsSport ADVAN LC500を初めとしたドライタイヤ選択組は我慢のレースに。そして悔しくも6ラップ目には先頭グループにラップされ1ラップ遅れ(14位)となってしまう。
ただ、路面が乾いてくると、周回タイムが上がり、12ラップには29秒台とウエットタイヤの車より速いラップで周回を重ね、徐々に追い上げに掛かる国本選手。ただ、14ラップあたりから先頭がウエットからドライにタイヤチェンジをし始め、19ラップ目にはまだ1ラップ遅れのままであるが27ラップには周回遅れを脱する快走を見せる国本選手。
そして28ラップ目からレインタイヤ組が2回目のピットイン・ドライバーチェンジを行う中、19号車WedsSport ADVAN LC500は29ラップにピットイン、関口選手に後半を任すことに。
レースを2/3経過した44ラップ目の段階で14位(1週遅れ)だったが、関口選手は諦めずに追い上げ、52ラップ目には前を走っていた16号車をパスして13位に上げる。残り3ラップで3位走行の12号車がスローダウン、コース上にストップした為、19号車は一つ順位を上げ、結果、12位(1週遅れ)にてゴールラインをくぐった。
レースは、予選でポールポジションを取った37号車が一度も首位を明け渡さずポールトゥウインで優勝。2位6号車 WAKO’S 4CR LC500、3位17号車 KEIHIN NSX-GT。
