そのため、井口がドライブするマシンがコースに復帰した時には、ピットインをしていないマシンも含め、見せかけ上14番手まで後退してしまいました。実質は8番手で復帰しているのですが、それでも順位を5ポジションダウンしてしまいました。
しかし、井口のドライブで追い上げが開始され、50周目付近までは徐々に順位を挽回していたのですが、50周目あたりからタイムが落ちはじめます。原因はマシントラブルのようです。結局、このトラブルのため、67周目に2回目のピットインを余儀なくされました。
各チーム1ピットでのレースのため、2ピットインのSUBARU BRZ GT300は周回遅れとなり、初戦を18位という不本意な結果で幕を閉じました。
コメント
山内英輝
「結果がすべてですから、コメントしにくいですが、自分のやるべきことは、まずまずだったと思います。ただ、このトラブルの原因をきちんと調べて、しっかり次戦に備えたいです」
「また、朝のウオームアップできつかったハンドリングを短時間に修正してくれたメカニックのみなさんに感謝します。今シーズンのBRZは、加速でGT3マシンに置いていかれる状況ですが、タイヤがきつくなったタイミングで、いかに前に出ていくかという展開になると思うので、タイヤのコントロールをしっかりしやっていきたいと思います」
渋谷総監督
「今日のトラブルは、まだはっきり言えませんけど、ブレーキングでリヤが不安定になってしまう症状が出てしまいました」
「これ以上走らせると危険と判断してピットに戻したのですが、これまで出たトラブルとはちょっと違うトラブルなので、次戦までにしっかり真の問題点を見つけて、トップを狙える状態に持っていきたいと思います」
次戦のスーパーGT第2戦は、静岡県駿東郡小山町の富士スピードウエイで、5月3日(木、祝)、4日(金、祝)に開催されます。シリーズでもっともハイスピードな戦いに挑むSUBARU BRZ GT300に熱い声援をお送りください。
