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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.04.13 10:26
更新日: 2018.04.13 11:07

31号車TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

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スーパーGT | 31号車TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

決勝レース(82周)
4月8日(日)14:40~

 今年も日曜日最初の走行は、スタート進行と同時に開始される20分間のウォームアップから。決勝レースのスタートを担当する嵯峨選手が最初に#31 TOYOTA PRIUS apr GTをドライブし、ラスト3分間はドライバー交代の練習を行った後、平手選手がチェッカーまで走行した。
 
 嵯峨選手は1分27秒554を、そして平手選手は1分27秒609をマークし、上々の滑り出しを見せる。気になるのは、気温が11度、路面温度が24度と、レースウィークで最も高くなっていたこと。それでも当初の予想よりは低いが、ウォームアップのタイムからすると、しっかり合わせ込めたのは明らかだ。
 
 7番手から激しい追い上げが期待できそう。嵯峨選手はオープニングラップで、ひとつ順位を落としてしまったものの、トップは十分見えるうち。5周目には1台をかわして、予選順位に戻す。そして、10周を過ぎたあたりから、いよいよ本領発揮。12周目、13周目に1台ずつ抜いて4番手に浮上し、トップ争いにも加わることとなる。
 
 21周目には3番手に上がり、なおも続くオーバーテイクショー。22周目に2番手につけた勢いそのままに、今度はトップにも迫っていく。激しいトップ争いが、5周にわたって続いたのだが……。
 
 30周目のWヘアピン出口でトップ浮上を狙うも、接触が。幸い外から見る印象ではダメージは少ない。再度チャージしてくれることが期待された。ところが、次の周に突然#31 TOYOTA PRIUS apr GTはスローダウン。駆動系のトラブルに見舞われ、ピットに戻ってリタイアを余儀なくされることとなった。
 
 期待は一気に落胆へ。しかし、優勝を狙えるパフォーマンスを、この開幕戦では大いに見せつけることとなった。次回のレースは5月3~4日に富士スピードウェイで開催される。#31 TOYOTA PRIUS apr GTは、表彰台の頂点を目指していく。

嵯峨宏紀選手

「残念ながらリアの駆動系トラブルによりリタイアとなってしまいました、、、通常壊れない部分なだけに運が無かったとしか言えない。トップ争いもできたし、なかなか面白い展開だっただけに残念でしたが次につながるレースだったと思います。富士のレースが楽しみです、ご期待ください」

平手晃平選手

「レースを戦うことができず残念でしたが、シーズンが終わったわけではない。#31 TOYOTA PRIUS apr GTのパッケージは最強だと思います。最終戦のチェッカー後に、スポンサーの皆さま、ファンの皆さま、チームの皆さま、関係者の皆さまと最高の笑顔で喜べるように、前に前に、自分自身も進みますので次戦もどうぞご声援宜しくお願いいたします」

金曽裕人監督

「4輪タイヤ交換時に、駆動系にトラブルが発覚し修復不能からリタイアとなりました。どのサイクルで、なぜその場所が壊れたのかが今は分析できていないのが正直なところ」

「皆さまからの期待、ドライバーふたりの最高のパフォーマンスにマシンが音を上げてしまいました。再発防止のためにも、最善を尽くすことをお約束いたします。ご期待に応えられず、悲しい気持ちにさせ申し訳ございませんでした。次戦富士でその何倍もの喜びをお返し致しますので応援のほどよろしくお願いいたします」


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