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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.08.09 15:56

Audi Team Hitotsuyama スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | Audi Team Hitotsuyama スーパーGT第5戦富士 レースレポート

▱ 8月7日 決勝
 前日にも増して容赦のない強い日差しが照らす富士スピードウェイにおいて、14時42分、ローリング方式によりレースがスタートしました。スタートドライバーを務める藤井は見事なスタートを決め、2位のポジションを守ったまま1コーナーに進入。ここから、長いトップ争いが始まります。

 ポールポジションからスタートしたARTA BMW M6とAudi R8 LMSは、序盤から危なげない走りでレースをリード。2位の藤井は先行するBMW M6と付かず離れずの距離を保ち、レースを進めていきます。「ペースを上げればM6をパスすることもできましたが、タイヤに厳しいコンディションを考えて、前半には無理をしませんでした」(一ツ山)。

 29周を終えたところでライアンにドライバー交代。給油時間の関係等からピット後ARTA BMW M6との差は6秒ほどに広がりましたが、その後もライアンはトップとほぼ同じペースで周回を続けていきます。レース終盤、M6のタイヤが厳しくなってきていることは明らかで、タイヤを温存してその時を待ち構えていたライアンがラストスパートを開始。1’39秒台の自己ベストを更新する勢いで当初6秒前後あった差をわずか数周で1秒台に縮め、ファイナルラップではまさにテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げることに。最終コーナーを立ち上がりM6の背後にぴたりと付けたライアン。コントロールラインの手前でM6の横に並んだものの、わずかコンマ106秒差で及ばず、2位でのゴールになりました。

 これにより今シーズン初の表彰台を獲得するとともに、Audiで参戦史上、過去最上位を記録することになりました。

 次戦の第6戦は伝統の「鈴鹿1000km」。長丁場のレースを得意とするAudi R8 LMSとAudi Team Hitotsuyamaが、初優勝を目指して頑張りますので、引き続き皆様のご支援、ご声援をお願いいたします。

決勝結果
P1 #55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一/小林崇志
P2 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン/藤井誠暢
P3 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝

チーム代表 一ツ山亮次のコメント
前回の菅生ではドライブシャフトの破損で表彰台を逃し、悔しい思いをしたので、この富士ではとにかくミスやトラブルを起こさないようにと、チーム内でミーティングを繰り返し徹底しました。その甲斐あって、ドライバー、メカニック、エンジニアの皆がミスのない完璧な仕事をしてくれました。それが2位という結果につながったのだと思います。次の鈴鹿1000kmは必ず荒れますので、Audiにとってはとてもチャンスのあるレース。富士でこれだけスピードがあることがわかりましたので、鈴鹿では丁寧に落ち着いてレースをすれば表彰台の真ん中はおのずと見えてくるはずです。必勝態勢で臨みたいと思います。

Official Facebook page of Audi Team Hitotsuyama.
https://www.facebook.com/hitotsuyamaracing


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