まだピットに入っていない車両を間に挟まずに済んだこともあり、実際に戦い合っている車両との差を平手選手は徐々に詰めていく。そして、全車がピットに入ると#31 TOYOTA PRIUS apr GTは5番手に。トップこそ逃げていたが、2番手の車両は視界のうち。その2番手争いが激しくなっていたこともあって平手選手はさらに間隔を詰める。
 
 52周目、ついに平手選手は2番手集団をキャッチアップ!まず54周目に1台をかわし、55周目には3番手に浮上する。こうなったらもう止まらない。58周目のターン7で前を行く車両がコース上のデブリを踏みタイヤがパンク。それによってオーバーランしたこともあって平手選手と#31 TOYOTA PRIUS apr GTは、その脇をすり抜けていき、ついに2番手まで浮上することとなった。
 
 その時点で8秒ほどあったトップとの差を、残り4周で4秒を切るまでに詰めたものの、残念ながらそこでタイムアップ。チェッカーが振られることとなったものの、2位でのゴールを果たすことに。
 
 それでも15ポイントもの大量得点の結果、ランキングは一気に2位にまで浮上、しかも5ポイント差にまで詰め寄ることとなった。一気に高まったチャンピオンシップ獲得の機運!後半戦への突入となる、8月4~5日に開催される富士での第5戦が、大いに楽しみになってきた。
 

嵯峨宏紀選手

「まわりのペースが思いのほか上がらなかったので、ひとつずつ丁寧に順位を上げてきた感じで、実はエアコンのダクトが外れていて暑くて大変でしたが、思っていたよりいっぱい抜いてきて、いい順位で戻れてこられて良かったです」

「その後は平手選手がいい走りで、どんどんプッシュしてくれて、僕が抜きそびれていたクルマも抜いてきてくれたので、2位になることができて本当に良かった。正直言ってブリーラムのレースを、こんなにいい順位で終われると思っていなかったので、この流れを今後のレースも活かして、後半戦を頑張っていきたいと思います」

平手晃平選手

「タイ戦始まって以来初めて表彰台乗ることができました。雨に翻弄された予選の順位は悔しかったですが、嵯峨選手も自分も、決勝中の速さと強さは1番だったと思います。このパッケージを用意してくれたチームと、チェッカーまで性能が落ちない最高のタイヤを提供して頂いたブリヂストンさんに心から感謝です」

「前半戦折り返しの大事なレースで大きくポイントを取れたのもみなさまのおかげです。これからハンデウエイトも重たくなりますが、後半戦もしっかり戦って、狙えるレースはしっかり取って、チャンピオン目指して頑張ります」

金曽裕人監督

「何しろ良かったのは魔法のタイヤ、これに尽きます。今回ブリヂストンさんに持ってきて頂いたタイヤはアベレージタイムが速く、さらにコントロール性能も抜群で、その性能が延々持続される。そんな魔法のタイヤを開発くださったのが、大きく順位を上げられた最大の理由です」

「今日の表彰台は、タイヤとドライバーが素晴らしく速かったということ。それに沢山のみなさまに応援いただき、いつも支えて頂いていることが、何よりもの力です。この勢いで、後半戦に突入いたしますので、よろしくお願いいたします」

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