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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.08.13 10:32
更新日: 2018.08.13 11:41

30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | 30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート

永井宏明選手

「持ち込みセットでリアは良くなっていたが、まだフロントに課題がたくさんあるように感じました。明日は、ロングレースなので予選は22位ですが、しっかりマシンを仕上げて確実なドライビングで全員の力で結果につなげたいと思います」

佐々木孝太選手

「朝あまり乗ってなかったのでセットの内容は頭では理解してましたが、予選アタックでは全然フロントが駄目で、アンダーがきつくてタイムが出ない状況でした。明日は、ここを改善して後方からですが全力を尽くしたいと思います」

織戸学選手

「朝乗った感じだと、このマシンは全然速くなると確信した。ヨコハマタイヤのグリップが出るセットからはまだ遠いので、じっくり仕上げれば絶対化けるはず。明日に向け、自分ももっと考えます」

金曽裕人監督

「今年は1度もQ1突破ができていない。少しずつマシンは進化しているが、まだタイヤを使いきれる状況になっていない。もっと曲がって、もっと踏めるセットアップを探さないと決勝は厳しい。織戸選手からも新鮮な意見を頂いているので、我々はもっと固定概念を捨てて明日に取り組み何が何でもポイントを獲りたいと思います」

第5戦富士にスポット参戦した織戸学
第5戦富士にスポット参戦した織戸学

決勝レース(177周) 8月5日(日)13:30~

 決勝レース前に行われる20分間のウォームアップに、今までとはガラリと違うセッティングを施して走行した#30 TOYOTA PRIUS apr GT。ヨコハマのタイヤを熟知した織戸選手のアドバイスを取り入れての変更ながら、これが大正解!
 
 最初に乗り込んだ佐々木選手が1分40秒047を、続いてドライブした永井選手が40秒433をマークし、何よりフィーリングの向上で、これなら行けると太鼓判を押したほど。大きな期待を抱いて挑んだ決勝レースだったのだが……。
 
 今回もスタートを担当するのは佐々木選手。静岡県警によるパレードランの後、フォーメイションラップを1周。しっかりコンディションを整え、グリーンシグナルの点灯と同時にアクセルを佐々木選手はグッと踏み込んでいく。スタートはまずます。だが、なんとヘアピンで接触が! スローペースながらピットに戻ってくる様子では、ダメージは少なく見えたが、メカニックが止まったマシンを確認すると右の足回りに大きなダメージが及んでいた。
 
 そこから修復が始まるも、時間は刻一刻と過ぎ去っていく。ようやく永井選手がピットを離れたのはスタートから1時間半以上経過し、トップからは53周も過ぎたタイミング。接触のペナルティとしてドライビングスルーを行った後、まともに走ることができなかったため、1周だけでまたピットに……。


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