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投稿日: 2018.09.04 15:00

TEAM UPGARAGE 2018鈴鹿10時間 レースレポート


スーパーGT | TEAM UPGARAGE 2018鈴鹿10時間 レースレポート

TEAM UPGARAGE
ニュース&レポート

【SUZUKA 10 HOURS】レポート
2018年8月31日
https://d1ms.upgarage.com/2018/823/

トラブル発生も価値ある完走!

【予選】 晴れ/ ドライ
Q1①:2’05.411 GAP 3.076 23番手/35台中 Dr.YUHKI NAKAYAMA
Q1②:2’04.699 GAP 1.939 27番手/35台中 Dr.TAKASHI KOBAYASHI
Q1③:2’05.166 GAP 2.478 31番手/35台中 Dr.TAKUTO IGUCHI
Q1 TOTAL:6’15.276 GAP 6.909 26番手/35台中

【決勝】晴れ/ドライ
1st:Mercedes-AMG Team GruppeM Racing T.Vautier/M.Engel/R.Marciello 10:00’32.584
2nd:Mercedes-AMG Team Strakka Racing L.Williamson/M.Goetz/A.Parente +31.635
3rd:Audi Sport Team Absolute Racing C.Haase/M.Winkelhock/K.van der Linde +32.901

27th:UPGARAGE 86 MC Y.NAKAYAMA/T.KOBAYASHI/T.IGUCHI +30Laps

 今回が初開催となる「SUZUKA 10 HOURS」。残暑が非常に厳しい鈴鹿サーキットにて開催された。「SUZUKA 10 HOURS」は、SUPER GTのシリーズの1戦として長く親しまれてきた、「鈴鹿1000km」に変わる夏の1大イベントとして、今年産声を上げた。SUPER GTのシリーズとしてではなく、GT3で戦う世界各国の有数チームが鈴鹿へ集結し、GT3の世界一を決定するという世界規模のレースだ。

 TEAM UPGARAGEは、SUPER GTシリーズでも抜群のコンビネーションを見せる、中山選手・小林選手に加え、普段はSUBARU BRZ R&D SPORTの井口選手を迎え入れSUZUKA 10 HOURSを戦う。なんと中山選手、小林選手、井口選手の3名は同い歳。長きに渡ってライバルとして戦ってきた同級生3人が1つとなって世界一を目指す。

 イベントは24日の金曜日から開催となった。前夜は台風の影響でウエットコンディションとなり、夜には強い風雨が舞い公道パレードが中止になったりと影響の出た鈴鹿だったが、この日は雲が多いもののコンディションは好転。走り出しこそ路面は濡れていたがすぐに乾き、待ちに待ったドライコンディションでペイド・プラクティスがスタートした。

 前回の公式テストではクラッシュの影響でドライでのテストを全く行うことができず、この日行われる3回のプラクティスは非常に貴重な時間となる。午前中のプラクティスは、開始早々にマシンにトラブルが発生し、数周しか走行ができずセッション終了となってしまった。

 午後のプラクティスまでに部品の交換を行いトラブルは解消。やっとドライ路面の走行を行える状況に。小林選手で走行を開始し、セットアップを行っていくが、全くタイヤがマッチせずマシン的に得意な鈴鹿にも関わらず厳しい展開。というのも今回のSUZUKA 10 HOURSはタイヤがPIRELLIタイヤのワンメイク。普段戦うSUPER GTで使用するYOKOHAMAタイヤはマザーシャーシ向けに開発されたタイヤだが、PIRELLIタイヤはGT3向けに開発されているタイヤのため、車重の軽いマザーシャーにはあまりマッチングしないタイヤとなる。マッチしないタイヤのためセットアップも大幅に変更しながら、タイヤにグリップを出させるところを探しながら走行を重ねて行く。その後、中山選手、井口選手も走行をし、少しづつフィーリングは向上していくものの、大きくタイムにはつながらない難しい状況の中セッションは終了となった。

 そして、18時半からナイトセッションのプラクティスが行われた。SUZUKA 10 HOURSは朝の10時から夜の20時までの走行のため、夜間の走行がある。そのため事前に夜間走行のプラクティスも行われる。午後のセッションからさらにセッティングを変更し、ナイトセッションのプラクティスに挑む。小林選手でスタートし、走行を重ねて行く。日中より路面温度も下がったこともあり、多少フィーリングは向上。リアの安定感を出させるセッティングを探していく。途中、130Rでクラッシュした車両があり、赤旗中断があったりしたが、順調に走行を重ねセッションは終了。少しづつではあるものの、PIRELLIタイヤの攻略は進んでおり、なんとか予選で上位進出を目指したいところ。

 予選日は朝から快晴。8月最後の週末ということもあり、多くのモータースポーツファンが鈴鹿へ足を運び、大盛況となった。予選は、3名のドライバーが1人それぞれ15分ずつ走行を行い、3名の合計のタイムがQ1のタイムとなる。Q2(POLE SHOOTOUT)へは、上位20台が進出可能となり、チームの総合力がQ2進出へのカギとなる。走行は登録順で行われ、TEAM UPGARAGEは中山選手・小林選手・井口選手の順で出走する。

まずは、中山選手がQ1①をスタート。昨日のプラクティスからセッティングを変更し、リアの安定感は以前よりも増したが、逆に今度はフロントの接地感がなくなってしまい、アンダーステアが強くタイムを上げにくい状況に。しかし、中山選手は難しいマシンをうまくコントロールし、2’05.411で23番手タイムを記録。中山選手のコメントを基に再度セッティングを変更し、小林選手がQ1②をスタート。セッティング変更が功を奏し、2’04.699と自己ベストタイムをマーク。しかし、20台近くが4秒台をマークすつという大混戦で惜しくも27番手。そして、Q1③に井口選手が挑む。井口選手も乗りなれない難しいマシンをうまくドライブし、31番手で2’05.166をマーク。プラクティスからタイムもフィーリングも向上してはいるものの、タイヤがマッチしないことによる影響は大きく、得意な鈴鹿で、経験・実績共に国内トップクラスの3選手を持ってしても、Q2(POLE SHOOTOUT)は果たすことができなかった。タイヤの重要性を痛感する予選結果となった。

TEAM UPGARAGEの18号車トヨタ86 MC

TEAM UPGARAGEに加わった井口卓人

本日のレースクイーン

KINTO
久保田杏奈(くぼたあんな)

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