#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)と#3 GT-Rは後方からの追い上げとなりましたが、松田と本山が担当した前半スティントでは5~6台の混戦のなかでじわじわとポジションを上げ、28周目にはそれぞれ9位と10位を走行。
 
 #23 GT-Rは36周目にピット作業を行いクインタレッリにドライバー交代を行い9番手のままコース復帰。ピット作業でロスをした#36 LC500をかわして8位に上がり、さらに前を走る#19 LC500を42周目の最終コーナーでとらえて7位浮上。
 
 終盤、76周目のリスタートでは#24 GT-Rに迫る勢いを見せましたが、残り4周のところでコースのあちこちでコースアウトする車両が出たため、追い抜き禁止の黄旗区間が続き、逆転はかなわず。しかし、予選順位から12位から5つ順位を上げた7位フィニッシュでポイントを獲得しました。
 
 #3 GT-Rも34周を終えて千代にドライバー交代。コース復帰時は順位を下げましたが、粘りの走りでポジションを上げていき、#23 GT-Rに続く8位でチェッカーを受けました。GT500クラスのGT-Rは全車がポイント獲得を果たしました。

3位表彰台を獲得したヤン・マーデンボローと佐々木大樹
3位表彰台を獲得したヤン・マーデンボローと佐々木大樹

ヤン・マーデンボロー(#12 カルソニック IMPUL GT-R /決勝3位)

「GT300クラスをオーバーテイクしていくのが本当に大変でした。これまでも同じような場面はいくつもありましたが、上位で戦っているとさらに難しかったです。GT500クラスで初めて表彰台に上がれて嬉しいです。次はさらに上、優勝を目指して頑張ります」

佐々木大樹(#12 カルソニック IMPUL GT-R /決勝3位)

「なんとか100号車に追いつきたくて、全力でプッシュしました。タイヤかすを拾って最終コーナーでコースオフしてしまい、そこからペースを上げづらくなってしまいました。それでもなんとか粘り強く走って38号車は抑えきりましたし、速さも見せられたと思います。この勢いで、次のオートポリス戦は必ず勝ちたいと思います」

GAINER TANAX triple a GT-Rが2位表彰台

2位表彰台を獲得した吉田広樹と星野一樹
2位表彰台を獲得した吉田広樹と星野一樹

 GT300クラスでは、#10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹)が2位表彰台を獲得しました。

 5番グリッドからスタートの#10 GT-Rは吉田が好スタートを切り、オープニングラップで2台を抜いて3位に上がると、4周目には先行するGT3マシンを捉えて2位のポジションを手に入れました。
 
 その後も後続に脅かされることなく、36周目にピットインし、星野に交代。星野も力強い走りで、2位のポジションを固めました。終盤に起きたクラッシュでセーフティカー(SC)が入ると、首位を走る#61 BRZとのギャップが一気に縮まることに。72周目にレースが再開されましたが、今度はGT500マシンが2箇所でクラッシュして黄旗が掲出されます。
 
 そのためトップをかわすチャンスは訪れず、2位でレースをフィニッシュしました。2018年型NISSAN GT-R NISMO GT3としては、6レース中3回目の表彰台(1勝を含む)となりました。

GAINER TANAX triple a GT-R
GAINER TANAX triple a GT-R

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