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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.10.23 07:30
更新日: 2018.10.22 20:06

ブリヂストン 2018スーパーGT第7戦オートポリス レースレポート

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スーパーGT | ブリヂストン 2018スーパーGT第7戦オートポリス レースレポート

2018年 スーパーGT 第7戦 オートポリス [GT300]

クラス10番手からスタートした新田守男/中山雄一(K-tunes RC F GT3/BS)が今季2勝目をマーク

開催場所:オートポリス
開催日:2018年10月20日(土)~2018年10月21日(日)

 2018年オートバックススーパーGTシリーズは、残すところ2戦。GT300クラスのチャンピオン争いも混沌としてきた。第3戦で優勝を飾っている新田守男/中山雄一(K-tunes RC F GT3/BS)は着実に順位アップし、第1スティントでトップに立つと大量リードを築き、それをキープして今季2勝目を奪取した。

<予選>

 予選のQ1セッションでブリヂストンタイヤユーザーのポイントランキング上位チームに異変が起きた。15分間のセッションが後半に差し掛かり、各車がタイムアタックを始めた。
 
 その時、1台がスピンしてコース上にストップ、赤旗が提示されてセッション中断。ランキングトップの高木真一/ショーン・ウォーキンショー(ARTA BMW M6 GT3/BS)と2位の嵯峨宏紀/平手晃平(TOYOTA PRIUS apr GT/BS)はアタックラップに入っていたが、その周のタイムは計測されず、一旦ピットインせざるを得なかった。
 
 セッション残り時間5分で再アタックをかけるも、タイヤのピークグリップは終わっており、タイムアップならず、Q2進出はならなかった。共にアタックラップの中断がなければQ2進出は確実だっただけに、番狂わせがQ1で起きてしまった。
 
 オートポリスのコースキャラクターにマッチしたマザーシャシーを用いた松井孝充/坪井翔(HOPPY 86 MC/YH)がコースレコードを更新する好タイムを記録してポールポジションを獲得している。
 
 ブリヂストンユーザーの最上位は10番手グリッドを獲得した新田/中山組。12番手に黒澤治樹/蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG/BS)、高木/ウォーキンショー組は22番手、嵯峨/平手組は29番手から決勝をスタートすることとなった。

<決勝>

 決勝レースの前半は、予選順位上位者が若干順位変動しながら進行して行った。19周目に差し掛かりコースオフした車両がストップしてしまい、セーフティカーがコースイン。その後レース再開となると上位車がピットイン、ドライバー交代した際にタイヤを2本交換するなど各チームによって異なる作戦が見られた。
 
 トップグループの背後で着実に順位アップしていた新田/中山組は、スタートドライバーの中山選手がロングスティント、40周を走行。これが功を奏して新田選手がコースインした時点で2位以下に大量リードを築いていた。新田選手はそのままゴールラインを切って優勝。予選で思わぬQ1敗退を喫した高木/ウォーキンショー組も4位まで追い上げてポイントリーダーを維持。2位との差を12ポイントとひろげた。
 
 黒澤/蒲生組が5位フィニッシュしてランキング2位へ。戦略としてピットスタートをチョイスして、硬めのタイヤに交換してレースをスタートした嵯峨/平手組は、10位フィニッシュして貴重な1ポイントを獲得し、ランキング3位で最終戦のツインリンクもてぎを迎える。

<ドライバーコメント>

K-tunes RC F GT3
K-tunes RC F GT3

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