今回走行したマザーシャシーの86は、昨年からGT300クラスで活躍している86のベース車とは外観が大きく異なっている。15年型のマシンは童夢の林みのる元社長がデザインしたものがベースだが、今回のマシンは中村卓哉開発部長を中心とした新生童夢の開発チームがCFDを使ってデザイン。「リヤハッチ、ルーフ、ドア以外は全部変わっています」というものだ。電装系も新しいものが使われている。

「空力性能の向上がいちばんの目標です。もともと童夢で作った仕様に対して、アップデートしないと競争が激しいGT300では取り残されてしまいますから」と中村開発部長。新造のカウルは童夢ならではとも言える美しい仕上がりで、どことなく童夢が手がけていたHSV-010のエアロを思わせる。

 今回のシェイクダウンを担当した中山は「UPGARAGE BANDOH 86からは正常進化を感じる印象です。最後の方はペースも上げましたが、システムも問題ありませんでした。新車は気持ちいいですね(笑)」という。

「終わってみて、童夢の皆さんがホッとした表情だったのがうれしかったですね。こういう役を与えていただいて光栄に思っています」

 SF、F3関係者も数多く見守るなかで走行を終えた86マザーシャシーは、翌週には船積みされ、トヨタ・チーム・タイランドに渡され、実戦デビューを迎えることになる。

岡山国際サーキットでシェイクダウンされた新造車の86マザーシャシー。フロントカウルやボンネット等のエアロも洗練された印象だ。
岡山国際サーキットでシェイクダウンされた新造車の86マザーシャシー。フロントカウルやボンネット等のエアロも洗練された印象だ。
岡山国際サーキットでシェイクダウンされた新造車の86マザーシャシー。リヤカウル周辺も大きくリファインされている。
岡山国際サーキットでシェイクダウンされた新造車の86マザーシャシー。リヤカウル周辺も大きくリファインされている。
岡山国際サーキットでシェイクダウンされた新造車の86マザーシャシー。トヨタ・チーム・タイランドが使用する。
岡山国際サーキットでシェイクダウンされた新造車の86マザーシャシー。トヨタ・チーム・タイランドが使用する。

本日のレースクイーン

大橋はるなAmbassadeur de MOTUL
2026年 / スーパーGT
Ambassadeur de MOTUL
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで