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スーパーGT ニュース

投稿日: 2015.05.03 21:40
更新日: 2016.09.12 21:47

SGT富士:500kmのGT-R対決をMOTULが制す

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スーパーGT | SGT富士:500kmのGT-R対決をMOTULが制す

 スーパーGT第2戦富士は4日、110周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたMOTUL AUTECH GT-Rがライバルを圧倒するレース展開で今シーズン初優勝を飾った。

 気温25度、路面温度39度という5月上旬とは思えない初夏のようなコンディションで迎えたスーパーGT第2戦富士。決勝日で5万8000人の観客が訪れたという富士スピードウェイでは、ほぼ満席のグランドスタンドのファンが見守る中、静岡県警の白バイ6台、パトカー6台が先導するパレードラップ、そしてフォーメーションラップと続き、110周で争われる長丁場のレースのスタートが切られた。

 GT500のスタートでは、ポールポジションのMOTUL AUTECH GT-Rが首位をキープして1コーナーへ向かうが、1周目からカルソニック IMPUL GT-RがMOTULを猛プッシュ。その後続では、ダンロップコーナーでRAYBRIG NSX CONCEPT-GTがS Road MOLA GT-Rに追突される形でスピンを喫し、最後尾まで順位を下げてしまった。

 レース序盤はトップの2台が3番手以下を序々に引き離し、予選結果どおりの別次元の速さを披露する。そんな中、8周目に5番手を走行していたZENT CERUMO RC FがGT300マシンと接触したとのことで早々にピットイン。右フロントのサスペンションが壊れたようで、マシン修復のため一端ガレージに入り、大きくポジションダウンしてしまう。さらに8番手を走行していたS Road MOLA GT-Rには1周目の100号車との接触によるドライブスルーペナルティを課され、順位を大きく落としてしまった。

 トップ2台が順調に後続との差を広げていく中、9周目に波乱が起きる。1コーナーでマネパ ランボルギーニ GT3の左リヤタイヤがバーストして炎を上げながらコースオフ。1コーナーにオイルが漏れてしまったようで、その後の複数台がコースオフする事態となる。大きなアクシデントにはならなかったが、ここでオイル除去のためセーフティカーが導入される。

 約13分後にレースは再スタートするが、リスタート直後の1コーナーでENEOS SUSTINA RC FとD’station ADVAN GT-Rが接触。24号車は12番手で復帰できたものの、6号車はコース上に留まってしまった事で体勢を変えられず、最後尾でレース復帰となってしまった。

 レースは34周目を越えたあたりから1回目のルーティーンのピットのため、ピットロードが慌ただしくなる。その中で1番最初に飛び込んできたのはホンダ勢。続いてレクサス勢と続き、最後はニッサン勢の順となった。トップを走るMOTUL は40周目、そのMOTULに合わせるように、翌周にはカルソニックがルーティンのピットへ。その後、12号車は1号車の前に出ることに成功するが、タイヤが冷えたこともあって1コーナーでタイヤを軽くロックさせて膨らんでしまい、トップを1号車に奪われて2番手に後退してしまった。

 1回目のルーティーンピットを終えた時点で、スタート時と同じGT-Rのワンツー体制。3番手のPETRONAS TOM’S RC Fはトップとの差が15秒と逆転の厳しい展開に……。また、ペナルティでほぼ最後尾まで落ちてしまったMOLAは5番手にまでポジションをあげ、前を走るブリヂストン勢を追う展開となっていた。

 しかし、52周目にMOLAに再び不運が襲い掛かる。なんと、100Rで左リヤタイヤがバーストしてしまい、大きくオーバーラン。再びポジションを大きく落としてしまう結果に。

 レースは折り返しをむかえた55周の終了時点ではトップと同一周回数の車両は9台、トップの2台が接近している以外は、ほぼ単独といった状態でレースは展開されていった。大きなトラブルもなくこのままいくのかと思われた63周目。7番手を走行していた中嶋大祐が駆るEpson NSX CONCEPT-GTの左リヤタイヤがパンク。なんとかピットまで戻ってくるも、バーストしたタイヤの繊維がサスペンションにからまり、すぐにタイヤをはめることができずに大きくタイムロスを強いられてしまう。その結果、12番手にまでポジションを落としてコースに復帰した。

 75周目からは再び2回目のルーティーンピットのタイミングとなり、ピットが慌ただしくなる。上位陣ではトップを走行している1号車が80周目にピットに入れば、ライバル陣営が50秒を越える中、43.6秒という素早いピット作業でコースに復帰。翌周には12号車もルーティーンのピット。ピット作業時間はこちらも43.8秒という素早い作業でコースに復帰するも、アウトラップを終えてホームストレートに戻ってきた1号車の前に入ることはかなわず、2番手でコースに復帰することになった。

 結局、最終スティントを任されたトップのクインタレッリは、松田次生からのバトンをしっかりと受け取り、最終的に12号車に11秒の差を築いてトップでチェッカー。週末をとおしてすべてのセッションでトップを奪う完璧な仕上がりを見せたMOTUL が圧巻のレース運びで今シーズン初優勝を飾った。2位にはカルソニックが入りGT-Rのワンツー。3位にはPETRONAS、4位はKEIHIN NSX CONCEPT-GTという結果となった。


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