■決勝 4月14日(日)【6位】

□天候:雨
□コース:ウエット
□気温/路面温度:開始:12度/14度>中盤:15度/15度>終盤14度/14度 度/25度、ゴール:19度/24度

昨日の予選とはうって変わっての雨のレースとなった第1戦OKAYAMA GT300km RACE。午前中から降り出した雨は降ったり止んだりと安定せず、スタート前には上がっていた雨もスタート直前に再び振り出し、セーフテヒー先導によるスタートとなった。

 気温12度、路面温度14度と、雨の状況によるタイヤ選択などのチーム戦略が鍵を握る。19号車は前の9台をパスし、表彰台の頂点に立てるか。

 スタートドライバーは坪井選手。恒例の警察車両先導のパレードランは無く、セーフティカー先導による静かなレーススタートとなる。

 雨脚はさらに強くなるなか、セーフティカーは3周に外れ、4周目からレースの火蓋が切って落とされた。19号車は6号車を雨のなかオーバーテイクし順位を1つ上げ、9位へ。しかし、直後に300クラス車両のクラッシュによるイエローフラッグが掲示され、5周目に再びセーフティカーが入る。セーフティカーラン中もさらに雨風が強くなり、300クラスの回収も時間がかかり、なかなかセーフティカーが外れない。
 
 11周目にようやくセーフティカーが外れ、再スタート。19号車は前の3号車に迫るが、後ろから38号車が肉薄し、13周目に38号車にパスされて10位へ。

 抜き返す為、前の車についていき、チャンスをうかがっていたが、13周目にモスSコーナーで再び300クラスの多重クラッシュによりセーフティカーガ導入されるが、損傷状態が激しい為、赤旗が掲示されて、レースが14周目で中断となる。メインストレート上に車両が並び、各チームが雨対策の作業(カバーリング)などを施して、再開を待つこととなる。
 
 中断中の雨は小康状態となってきたが、再開直前に再び降り出してきた。雨の状況も読めず、さらに難しいレース展開となることが予想される。15時45分にセーフティカーの先導で15周目からの再開となる。各車両が周回を重ねるが、前を走っていた37号車がセーフティカー周回中にスピンし順位を最後尾に落としたため、19号車は9位となる。

 20周目にセーフティカーが外れ、再スタートし、すぐに前の38号車をパスし、追い上げを計るが、24周目ににトップ争いの1号車と17号車が接触、1号車がコースアウト。再び雨量が増えてきたため、四度目のセーフティカーが導入された。セーフティカー中の19号車の順位は7位。

 セーフティカー先導による周回を重ねるが、再度、雨が強くなってきたため、32周目に二度目の赤旗中断となる。長い中断の後、16時45分から監督ミーティングが開かれ、レースの終了とポイントがハーフポイントでのランキングとなることが発表され、レースが終了となりました。1号車との接触で先頭の17号車にペナルティが付き、19号車は6位フィニッシュとなりました。

 レース結果は、スタート直後に3番手スタートの1号車が12号車をパスし、2位に上がり猛追。2回目のセーフティカーからの再開直後に23号車を1号車がパス、そのまま引き離しにかかるものの、13周目の300クラスでクラッシュ車輌が出た為、15周目に赤旗中断により各車両の間隔がリセットされる。

 その後、レース再開後にトップの2台が3位以下を引き離し、トップ争いが激化するが、24周目にトップ争いの1号車と17号車が接触。1号車のコースアウト。その後雨量が増えてきた為、四度目のセーフティカーが入るが、セーフティカー周回中に天候が悪化した為、32周目に二度目の赤旗中断となる。その後、レース終了のアナウンスがされ、31周でのレース中止の判断がされました。トップだった17号車にはレース中止後ペナルティが出たため、その段階で2位を走行していた8号車が繰り上げトップとなり、優勝。以下、23号車、12号車となります。

 4回のセーフティカー介入と2回の赤旗中断のため、ほとんどレースらしいレースはできませんでしたが、短いレースのなかでも、順位をしっかりと上げた坪井選手の底力とチームの総合力を見せることができました。次戦の富士では表彰台のトップを目指し、爆走していきます。みなさまのご声援、誠にありがとうございました。

WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/坪井翔)
WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/坪井翔)

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円