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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.05.09 16:46
更新日: 2019.05.09 16:47

ブリヂストン 2019スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | ブリヂストン 2019スーパーGT第2戦富士 レースレポート

 約30分後、雨がやみ再びセーフティカースタートで走行開始、19周目にレース再開。立川/石浦組、平川/キャシディ組、そして松田/クインタレッリ組の三つ巴のトップ争いが演じられた。しかし最初のピットインを行うタイミングでコースがドライへ変化して各車はスリックタイヤに交換。平川/キャシディ組が他車と接触して順位を下げ、トップ争いは2台に絞られた。

 終盤トップのクインタレッリに立川が迫り、99周目にトップに立つと一気に引き離して優勝。2位に松田/クインタレッリ組。3位に12番手から追い上げてきた昨年のチャンピオン、山本尚貴/ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT/BS)が入った。

<優勝ドライバーのコメント>
立川祐路選手のコメント

「今シーズンはチーム運営が変わって総監督に就任して僕のプレッシャーも大きくなりましたが、開幕戦が悔しい結果に終わったこともあって、今日は絶対に勝ちたいと思っていました。最初から最後まで、本当に気が抜けない展開でした。今日は『レースしたな』という感じです。特に終盤にマシンとタイヤのパフォーマンスによって素晴らしいレースができて、しかも最高の結果で終えることができました」

石浦宏明選手のコメント

「僕たちは2017年5月の富士で勝ってから2年ぶりの優勝です。その時も立川さんと2人で優勝の喜びを分かち合ったのですが、立川さんも言ったように、今年は2人とも立場が変わってチームを運営する立場もあり、責任も重くなりました。だからこそ、ホームコースであるこの富士で勝ちたい気持ちが強かった。本当に勝てて良かったです」

<ブリヂストン MSタイヤ開発部マネージャー:松本真幸のコメント>

「今回も難しいレースとなりました。レース序盤はウエットで、路面の水の量で順位変動がありました。3スティントのレースで第2スティントから路面が乾いてきてスリックタイヤでの勝負となりましたが、気温、路面温度が低い中でタイヤのウォームアップ、そして、その後の安定性が重要でした。特に最後まで安定したパフォーマンスを発揮した点では優位性を示すことができたと思います」

「また、3位フィニッシュした山本/バトン組は、一度クラス最後尾に落ちてからの追い上げは素晴らしかったですね。次戦の鈴鹿は、タイヤに対する入力も大きいサーキットです。事前のテストは良い結果が出ていますし、勝利を目指します」

ZENT CERUMO LC500
優勝したZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)
RAYBRIG NSX-GT
3位のRAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)


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