雨が止み約30分の中断後に再びセーフティカースタートで走行開始、19周目からレース再開。だんだんとコースはドライへ変化、1回目のピットインでウエットタイヤからスリックタイヤへ。そして2回目のピットインで高木/福住組と黒澤/蒲生組はタイヤ無交換作戦でさらに順位アップを果たした。

 レース終盤に3位へ順位アップした高木/福住組は、2位へ上がるとなおもトップのクルマに照準を合わせて差を詰めていった。最終ラップには完全にトップとテール・トゥ・ノーズ状態。しかし、フィニッシュラインでわずかに及ばず0.239秒差で2位となった。黒澤/蒲生組は5位フィニッシュを果たしてポイントゲット。

<ドライバーのコメント>
高木真一選手

「レース序盤はウエットタイヤで3番手まで上げる事ができましたが、コンディションが変わると良いところも悪いところもあり、長いレースなのでじっくりとチャンスが来るのを待っていました。スリックタイヤでは無交換作戦を取りました」

「ストレートスピードでは勝てなかったので、この作戦しかないかなと思い、当初は予定していなかったのですが、仁嶺が上手く走って順位を上げてくれたのを見て、『無交換で行かしてください』と言いました。その作戦も成功して表彰台につながったと思います。このようなレースができたのはブリヂストンタイヤのおかげですし、チームも良いクルマを作ってくれたので感謝しています」

福住仁嶺選手

「第2スティントを担当しました。タイヤはスリックを履いて出ましたが、路面はまだ所々濡れていてコントロールするのがすごく難しくて大変だったものの、何台か抜くことができました。途中でタイヤ無交換の作戦と聞いて本当かなと思いましたが、高木さんがブリヂストンタイヤをうまく使って素晴らしいレースをしてくれて、惜しくも優勝はできませんでしたが、とても良い週末になったと思います」

<ブリヂストン MSタイヤ開発部マネージャー:松本真幸のコメント>

「優勝することはできませんでしたが、各ブリヂストンユーザーチームが素晴らしいパフォーマンスを発揮していただいたと思います。あと数周あったら勝てたのでは(笑)という気持ちはあります。惜しかったですね。GT300クラスにおいては、タイヤ無交換作戦をつねに考えてタイヤの設計をしています。それが発揮された成果です。次戦鈴鹿でも優勝を目指したいと思います」

2位のARTA NSX GT3の高木真一(右)と福住仁嶺(左)
2位のARTA NSX GT3の高木真一(右)と福住仁嶺(左)

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