スーパーGTの公式テストは20日、2日目午後のセッションが行われ、赤旗が3度出るやや荒れた展開のセッションとなった。ベストタイムは安田裕信/ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ組カルソニックIMPUL GT-Rがマークしているが、セッション途中コース上でマシンを止めている。

 13時30分からスタートしたスーパーGT公式テストの2日目午後のセッション。冒頭、スタートのシミュレーションとして岡山県警の白バイ2台が先導し、模擬スタートが実施された。全車ではないが、多くのマシンが参加しシーズン開幕への期待を高めている。

 そのスタートが切られたまま、流れで公式テストの午後セッションがスタートしたが、14時ちょうどにアトウッドカーブで、トラブルが発生したのか土屋武士駆るVivaC 86 MCがスポンジバリアにクラッシュしてしまう。土屋は自力でマシンを降りたが、このテストで最も大きなクラッシュとなってしまった。

 その後もARTA BMW M6 GT3が液体漏れにより最終コーナー付近でコースアウトし、コース上にオイルラインができてしまい二度目の赤旗提示。さらに、カルソニックIMPUL GT-Rもコース上でストップ。三度の赤旗が提示されるセッションとなった。

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