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投稿日: 2019.08.05 02:05
更新日: 2019.08.04 23:05

ARTA NSX-GT 2019スーパーGT第5戦富士 決勝レポート


スーパーGT | ARTA NSX-GT 2019スーパーGT第5戦富士 決勝レポート

第5戦 富士スピードウェイ

課題も残したが最後尾から7位で貴重なポイント獲得

 第5戦の富士スピードウェイは、灼熱の太陽が容赦なく照りつけ、スタート時点で路面温度は56℃を越えていた。ファーストスティントを担当する伊沢拓也選手は、15番手スタートだったが、#17がピットスタートとなったため、実際には14番手でレースが始まった。

 300クラスが周回遅れになり始めたところで前を走る500クラスの車両と300クラスの車両が接触し、ひとつ順位を上げる。20周目には全体の順位が落ち着きはじめ、徐々にルーティンのピットインが始まる。伊沢は30周目にポジションを10番手まであげたあと、33周目でルーティンのピットインを行い野尻智紀選手に交代した。

 野尻は14番手で戦列に復帰。ペースはよく、40周目には10番手までポジションを回復した。その後は全車ラップタイムが均衡していて、なかなかポジションを上げる事が出来ない。67周目に2度目のルーティンのピットインを行い、伊沢に交代。伊沢は14番手でコースに復帰したが、その2周後に#38が100Rでクラッシュしてしまう。その影響で74周目にセーフティーカーが導入された。車両の回収が済み、80周目にリスタートが切られた。

 リスタート時に前方で混乱があり、伊沢は11番手までポジションを回復。ペースはよく、94周目までにポイント圏内の9番手までポジションを回復した。その後ひとつポジションを上げて、104周目に野尻に交代する。

 野尻がコースに復帰した直後に、#24がストレート上でスロー走行してストップ。直後に火災になり、セーフティーカーが導入される。まだ3回目のピットインを行っていないチームがあったので、112周目にリスタートを切ったあと野尻は5番手を走行していた。このスティントの中盤にペースが上がらず、後方から追い上げてきた車に抜かれ、2つポジションを落としてしまう。141周目に最後のピットインを行い、伊沢に交代した。

 伊沢は7番手でコースに復帰。途中順位が何度か入れ替わるが、7番手をキープして貴重なポイントを獲得した。レースはいくつか課題が残ったが、昨日の予選15位を考えると、素晴らしい結果となった。

ARTA NSX-GT
ARTA NSX-GT

鈴木亜久里監督のコメント

「昨日の予選のポジションから考えると、ここまでポジションを上げてくれたのはチームとドライバーの頑張りだね。荒れたレースだったけど、最後まで無事に走ってくれたうえにポイントを獲得してくれたのはとてもホッとした」

星学文エンジニアのコメント

「昨日のサファリでレースペースの確認をしましたが、それほど悪くなかったので決勝に向けて車両を少しアジャストしました。レース前のウォームアップ走行でも悪くなかったので、レース中のクリアラップや戦略がうまく行けば、順位を上げてポイントを獲得出来る見通しはありました。レースが始まって、すべてのスティントで車のバランスは良かったのですが、車速が伸び悩み、ストレートでは他のメーカーに太刀打ち出来ませんでした。ストレートが遅かったのが車重の影響なのか、暑さによるパワーダウンなのかわかりませんが、分析して次回につなげたいです」

野尻智紀選手のコメント

「望んでいたのはもっと上の順位だったのですが、予選の順位が悪かったり、厳しい状況の中でしっかりポイントを獲れたので次につながるレースになったとは思います。しかし、もっと上のポジションを望んでいるので、来週のテストで分析して残りの3戦では上位を狙っていきたいです」

伊沢拓也選手のコメント

「長いレースだったので、ミスなく戦えたのがポイント獲得という結果につながったと思います。しかし、昨日からタイムが伸び悩み、今日のレースもあったので、そういう事が戦うのを厳しくしてしまったので、このままでいくのは残りのレースを戦うのが辛くなるので、テストで改善していきたいと思っています」


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