GT300クラスでは、逆転タイトルを目指す96号車のベテラン新田が18番手スタートから猛追を見せ、11周目には6番手、25周目には4番手へ浮上しました。
しかし、前を行く3台がピットへ向かった直後にセーフティカーが導入。ピットに入りそびれた96号車は、セーフティカー退去と同時にピットへ向かい、7番手へとポジションを落としてしまいました。
しかし、交代した若き阪口が、ヘビーウエットコンディションとなったレース終盤にGT500クラスにも匹敵するペースで猛烈な追い上げを開始。5番手に浮上した時点で、20秒以上あった4番手の車両との差をみるみる詰めていくと、68周目にパス。さらに69周目には最終コーナーでアウトから豪快なパッシングを見せ、3位でチェッカー。今季3度目の表彰台を獲得し、ドライバーズランキングでも2位へ浮上。首位とは14.5ポイント差で逆転タイトルの可能性を残して最終戦に臨むこととなりました。

