●チームチャンピオン:鈴木亜久里監督(ARTA/ARTA NSX GT3)
鈴木亜久里監督
「去年、このもてぎで悔しい思いをして帰った思い出があります。今年はクルマもNSXに代わり、真一が福住をうまくコントロールしてくれました。去年までのBMWから、今年はミッドシップのNSXに代わっても、うまく真一が引っ張ってくれて、最終的にひとつもレースを落とさない、全部のレースで完走してポイントを獲るという戦いをしてくれました」
「福住も(スーパーGT参戦)1年目でハコ車に乗ったことがないのに、そこまでうまく乗りこなしてくれたのも真一が引っ張ってくれたからだと思います。このクルマでうまくレースをしてくれて、本当にいいコンビだったなと思います」
「でもなぜか、福住が走っているといつも不安で(笑)。いつもなんかこう、胃が痛くなっちゃって(笑)。でも、終わってみると『ああ、大丈夫ですよ』といったコメントが返ってきたりしました」
「ARTAとしては17年ぶりにGT300でチャンピオンを獲りましたが、チャンピオンを争ったのが、その17年前に真一とコンビを組んでいた新田だというところがね。17年前からいいドライバーを選んでいるなと思いました(笑)」
「また来年もいいレースして、また最後にこうやって(シリーズチャンピオン)記者会見に出られるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」
「(チャンピオン獲得は)全部のレースでちゃんとポイントが獲れたことがすべてです。何個かペナルティを受けるレースもありましたけど、全戦でポイントを獲って、最終戦まで来れたことが大きかった。去年はいいレースと悪いレースの差が激しかったので厳しい戦いでしたけど、(2019年は)みんなの総合力でチャンピオンを獲れたシーズンだったと思います」
