ヨルグ・ミューラー選手
今回も非常にタフなレースでした。
自分がアタックしたQ1での4輪脱輪で最速タイムを抹消され、16番手スタートとなった時から、今日のレースもハードな内容になる事を予想しました。
しかし、セイジがスタートで素晴らしい追い越しを見せ、ポジションをみるみるアップ。早めのPIT-INで、自分のスティントは45Lapの長丁場になりましたが、その戦略は非常に上手く働きました。気温がとても高く、車内も非常に暑かったので、体力的には厳しいレースでしたが、最終的に6位Finish が出来てとても嬉しく思っています。PITワークも非常にスムーズで、メカチームも良い仕事をしてくれたと感謝しています。
荒聖治選手
作戦的には、正直もう少し順位を上げたかったレースでしたが、6位Finishは嬉しい結果でした。Team Studieは、このポジションでレースをしなければいけないし、このポジション以上のところで最終戦も戦わなければいけないと思っています。引き続き応援よろしくお願いします。
鈴木康昭 チーム代表兼監督
昨日の予選結果が全てを左右したレースに思えるかもしれませんが、4輪脱輪が無かったとしても、今日のレースは4位がベストリザルトだったと思います。Topの25号車は別次元。2位のGT-Rも昨年・一昨年の結果から分かるとおり、このサーキットに非常にマッチしたマシンなのでこの1・2位はどうにもなりません。3位の55号車に関しては、あれだけの予選結果だったにも関わらず、我々以上の大きなギャンブルを行い、その結果勝ち取った3位ですから、おそらく勝つことは出来なかったと思います。彼らの勇気ある作戦に敬服しますし本当に、素晴らしかったと思います。
55号車を見て、最終戦モテギに向けては、一つでも上のシリーズランキングに入れる様に、よりハングリーにチャレンジングスピリットが必要だと感じた今日のレースでした。
荒のオープニングLapも素晴らしかったし、昨日の失敗を見事取り返したJorgもとても素晴らしかったと思います。