メカニカルな話とは打って変わって、こちらは私的にとても気になっていた富士スピードウェイ周辺の再開発に関する展示。

現在の西ゲート(富士霊園側)富士スピードウェイ内に“アンバウンドコレクション by Hyatt”の名称で敷地面積4万平米、客室120室程度、温泉や宴会場などが整備されたホテルが2020年夏に開業予定とのこと。また、ホテル内にはトヨタの歴代レーシングカーが展示されるミュージアムも予定されているようです。


さらに、ゲートを出た通りの反対側には“モータースポーツビレッジ”が展開予定。


その中のメインコンテンツはレーシングチームのファクトリーですが、秘密保持、情報流出という観点から複数メーカーが同一の地域に居を構えるというのはなかなか難しいようです。


モータースポーツビレッジには一般用の施設も予定されています。ロッジのような宿泊施設、レストラン、温泉施設、ドッグランやアスレチックなども整備されるとのこと。


ここからはオートバイです。こちらは2020年から始まる新カテゴリー、ST1000。改造範囲が狭くタイヤもワンメイク。参加するライダーやチームにとっては腕で勝負できるカテゴリーとして歓迎されているようです。

参加台数ですが予選落ちが発生するんじゃないか、なんて言われているそうです。


細部を見ていきます。ノーマル然としていますがここからステップなどが変更されレーシングバイクへと変わっていくようです。


フロントブレーキ周辺もまだまだノーマル然としていて大丈夫かと心配になります。

そこでクラッチメーカーの小倉クラッチから新パーツの紹介です。


こちらがその新商品の“スリッパークラッチ”です。オートバイレースでは減速の際にクラッチでエンジンブレーキの利き具合を調整するパーツがあると聞いたことはありましたが、今までは機構が複雑で高価なものだったようです。

こちらでは新開発したボールカムによって3段階の安定したスリップトルクが選択可能とのこと。


詳しくはこちらの写真、もしくは小倉クラッチさんのホームぺージをご覧ください。センターハブのオイル穴も増やし、従来よりもスムーズな動きを実現させたとのことです。


こちらがそのクラッチ開発の一翼を担い昨年、全日本ロードレース選手権J-GP2クラスでランキング4位となった岩崎哲郎選手。

岩崎選手曰く、昨年の成績はこのクラッチがあったからこそとのこと。ブレーキに厳しいツインリンクもてぎでは、よりエンジンブレーキが利くハードを、エンジンブレーキを利かせながらもバイクを前に転がしたい鈴鹿サーキットなどではソフトをチョイスしてレースしたとのことです。

2月ごろにはヤマハR6用もリリース予定。ST1000ともども今後の展開が楽しみです。

■楽しげな現場もスイッチひとつで“プロの仕事場”に

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