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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.08.13 21:57

NILZZ RACING 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | NILZZ RACING 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

NILZZ RACING FACTORY

SUPER GT第2戦
“たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE”
レースレポート

 SUPER GT第2戦”たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE”が8月8日〜9日に開催され、NILZZ Racingは前戦同様田中優暉と飯田太陽が参戦した。

 前戦に引き続き富士スピードウェイでの無観客レースとして開催されたが、今回は土曜に公式練習と予選、日曜に決勝という従来のスケジュールに戻って行われた。新型GT-Rのデビューレースを終え、マシンへの習熟度が増した両ドライバーが灼熱の中行われる300kmレースに挑む。

8月8日(土) 公式練習
 真夏の強い日差しがコース上に照りつけ、午前中にもかかわらずかなりの暑さを感じるが、前回のような降雨を心配する事はなさそうな良コンディションの下で始まった公式練習。

 9時45分からセッションが開始され、NILZZ Racingはまず飯田がステアリングを握りコースイン。セットアップ確認の走行を行い、特に大きなトラブルもなくテストプログラムを順調に進めていった。2度の赤旗による中断を挟み、GT300クラスの専有走行時間は飯田が予選を想定したプログラムを進める。この公式練習では42周を走行。専有走行時に飯田がマークした1分39秒444がベストタイムとなり、NILZZ Racingの公式練習はGT300クラス28位という結果となった。

植毛ケーズフロンティア GT-R
植毛ケーズフロンティア GT-R

8月8日(土) 公式予選
 今回のGT300クラスの公式予選Q1セッションは前戦同様2グループに分けて実施され、前戦の決勝レースの結果によりA組に割り振られたNILZZ Racingの予選Q1アタッカーは飯田が務めた。わずか10分間の短い時間で争われる予選Q1。14時30分のセッション開始直後からコースインした飯田は限られた時間の中でウォームアップを済ませると計測4周目に1分38秒955をマーク。しかし翌周のタイム更新はならず、決勝で使用するタイヤの温存も考えセッション終了を告げるチェッカーフラッグを受ける前に予選アタックを終了した。

 結果、先述のタイムが飯田のベストタイムとして記録されA組15位。予選Q1突破を果たすことができなかった。その後行われた予選B組Q1とQ2の結果、NILZZ Racingの公式予選結果はGT300クラス30位となった。

植毛ケーズフロンティア GT-R
植毛ケーズフロンティア GT-R

8月9日(日) 決勝
 気温30度、路面温度40度という暑さの中、1周のフォーメーションラップを経て13時03分に第2戦の決勝レースがスタートした。最後尾からのスタートとなるNILZZ Racingのスタートドライバーを担当した飯田はGT500車両も含めた大混戦の中でも周回を重ね、29周目にはGT300クラス9位にまで順位を上げる。

 途中、タイヤのグリップダウンが激しくペースアップが厳しくなってきたことから30周を終えたところで飯田をピットに呼び戻し、ルーティンのピットストップを行い、田中に交代する。今回のレースにおいてGT300クラスにはタイヤの4本交換が義務付けられたため、ピット作業に時間を要し最後尾での復帰となってしまった田中だが、力強い走りで前車との差を詰めるべく力走を見せ、GT300クラス26位まで順位を上げて第2戦のチェッカーフラッグを受けた。

 これまで富士スピードウェイでの連続開催となりましたが、次戦シリーズ第3戦は三重県の鈴鹿サーキットに舞台を移し、8月22日から23日にかけて行われます。

 世界屈指のテクニカルコースで繰り広げられるシリーズ第3戦は更なる激戦が予想されます。その中で更に上位を目指すべくチーム一丸となって邁進します。引き続き皆様のご声援、ご支援を賜りますよう引き続き宜しくお願い致します。

飯田太陽
飯田太陽


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