2020年シーズンの折り返しとなる第4戦もてぎはウエイトハンデあり、燃料リストリクターあり、300kmの長距離と未知数なレースとなった。もてぎはストップ&ゴーのサーキットであり「ウエイトハンデも燃料リストリクターも効くはず」というのが事前の予想だった。
そのため、ハンデの軽いマシンにとっては後半戦に向けてポイントを稼ぐチャンス。なかでも、GT500の全15台のうち1台だけノーウエイトでもてぎ戦を迎えたカルソニック IMPUL GT-Rにとっては、優勝候補筆頭として、なんとしてもビッグポイントを獲りたい一戦だった。