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投稿日: 2020.09.17 16:34

PACIFIC – D’station Racing 2020スーパーGT第4戦もてぎ レースレポート


スーパーGT | PACIFIC – D’station Racing 2020スーパーGT第4戦もてぎ レースレポート

PACIFIC – D’station Racing

Race Report – 2020.09.15
http://dstation-racing.jp/pdf/2020/Dstation_sgt_2020_round4.pdf

AUTOBACS SUPER GT 2020 SERIES
Round.4 TWIN RING MOTEGI

September 12 – 13 2020
Qualify : 7th Race : 18th

最上位更新目前も……無情のファイナルラップに泣く

 新型コロナウイルスの影響で大幅にスケジュールが変更され、富士スピードウェイで2020年シーズンが開幕してから2ヶ月。はやくもシーズンも半分となる第4戦のレースウイークを迎えた。今回の舞台は、栃木県のツインリンクもてぎ。パワーとブレーキがものを言うコースだ。

 そんなレースに向け、チームは今回もエースの藤井誠暢のパートナーとしてケイ・コッツォリーノを起用。コンビネーションも良く、セットアップもフィードバックから進んでおり、チームは大きな期待をもって9月12日(土)の予選日を迎えた。

 事前からあまり天気予報が良くない週末だったが、この日も午前10時からの公式練習を前に分厚い雲が垂れ込め、走行開始とともに細かな雨が降りはじめた。あっという間に路面はウエットコンディションとなってしまい、スタートドライバーを務めた藤井はすぐにピットに戻った。

 雨はすぐに止み、その後は少しずつ乾いてくる状況となるが、スリックタイヤが履ける状況になってくると、PACIFIC NAC D’station Vantage GT3とミシュラン、そして藤井はライバルたちを大きく凌駕しはじめる。1分49秒006をマークするとその時点のトップタイムに。途中コッツォリーノに交代し、最終的に5番手で終えた。ドライコンディションでもPACIFIC NAC D’station Vantage GT3の状態は非常に良さそうで、スリックで走れる濡れたコンディションでは間違いなく最速だった。

 午後2時30分からスタートした公式予選Q1は、そんな期待したコンディションとなる。細かな雨が舞うものの、スリックで走れる状況だ。Q1のB組から出走した藤井は、開始直後の赤旗解除後、その時点でライバルを1秒以上離す1分51秒740をマーク。終盤にライバルがタイムを上げたが、3番手でQ2進出を果たす。

 GT500クラスのQ1をはさみ迎えたQ2では、周回ごとにラップタイムが上がる状況となっていく。コッツォリーノは何度もPACIFIC NAC D’station Vantage GT3をタイミングモニターのトップに押し上げたが、終わってみれば7番手。そうは言っても今季予選最上位で、レースでの強さを考えれば、十分期待がもてた。

 明けて9月13日(日)のもてぎは早朝こそ晴天だったが、次第に雲が広がり、雨の予報も出ていた。スタートドライバーを務めた藤井とチームは、雨の可能性も考慮しながら午後1時、グリーンフラッグとともにアクセルを踏み込んでいった。

 序盤、藤井は前を行く#88 ランボルギーニをマークし7番手につけるが、6周目からは#88 ランボルギーニにかわされた#96 RC Fが藤井の前に。抜きにくいもてぎでスキをうかがっていくが、10周目に藤井のうしろを走っていた#87 ランボルギーニがGT500クラスとクラッシュするアクシデントが起き、セーフティカーが入る。

 15周目に解除された後も、藤井のペースは悪くない。心配された雨については、今回はどうやらチェッカーまでは降らなさそうで、ドライでのレースが続きそうだ。チームは20周を終えて藤井を呼び戻し、前半よりも硬めのタイヤでコッツォリーノを走らせることにした。

 迅速な作業でふたたびコースに送り出されたコッツォリーノは、快調なペースでラップを重ね、序盤2番手を走っていた#25 ポルシェをパス。全車ピットを終えると5番手につけ、さらに#61 BRZを攻め立てた。

 終盤、2番手の#360 GT-Rがガス欠によりストップし、コッツォリーノは4番手へ浮上する。表彰台は目前だが、ペースとしては目一杯。それでも今季最上位だけに、チームは喜びの表情を浮かべかけていた。しかしファイナルラップにまさかの事態が。コッツォリーノを出迎えようかというところで、なんと突然のガス欠症状がPACIFIC NAC D’station Vantage GT3を襲ったのだ。

 なんとかチェッカーを受けたコッツォリーノだが、4位の希望は霧散し、18位という結果となった。ただ原因は計算ミスや給油ミスではなく、トラブルであることが濃厚だった。まだ究明中だが、手痛い結果となったが、身につけた速さとともに、次戦の富士で失ったポイントを奪い返しにいく。

PACIFIC NAC D'station Vantage GT3
PACIFIC NAC D’station Vantage GT3
PACIFIC NAC D'station Vantage GT3
PACIFIC NAC D’station Vantage GT3

COMMENTS

神野元樹
Motoki Jinno PACIFIC – D’station Racing Team Representative
残念な結果となってしまいましたが、素晴らしいチームに仕上がって来ました。フリー走行から予選、そして決勝レースと、狙いどおりのレース展開ができていましたし、今回のレースを通じてチーム力がさらに上がっていることを確信しました。トラブルによってこのような結果となりましたが、この経験は間違いなく次に繋げていけると思います。身についてきたスピードと上がっているチーム力で次は結果を出していきますので、引き続き皆さまの応援宜しくお願い致します。

星野敏
Satoshi Hoshino D’station Racing Team Principal
公式練習から素晴らしいスピードがあったので、予選でも期待しており、ほぼそのとおりの結果になってくれたので良かったです。決勝レースでも序盤から藤井選手、コッツォリーノ選手ともにいい走りをみせてくれ、最後まで素晴らしいレースを展開してくれたと思います。ただ結果的には、トラブルとはいえ不甲斐ない結果になってしまいました。再発しないように次戦までに対策して臨むしかないですね。スピードが身についてきたことは間違いないと思いますので、早く表彰台に上るシーンが観たいですね……。ご声援ありがとうございました。

佐々木主浩
Kazuhiro Sasaki General Manager
土曜の公式練習、公式予選、そして日曜の決勝レースと、思いどおりのレースウイークが送れていましたし、本当にうまくいっていたレースでした。最後は表彰台も見えていましたし、4位という結果もいまのチームにとってはすごく大切なものだったので……。すごくもったいない結果になってしまいましたね。本当に悔しいです。ガックリきてしまいました。喜びが目前だっただけに、なおさら落胆が大きいですね。次戦に向けて、またみんなに頑張ってもらいたいと思っています。

藤井誠暢
Tomonobu Fujii Driver
今週は公式予選、そして予選と、わずかにコンディションが濡れていた状態では圧倒的なスピードもあり、クルマもすごく決まっていました。レースでもクルマの状態は良く、いいペースで走れており、表彰台も狙えると思っていました。後半のケイ選手もすごく良い走りもしれくれましたし、4位、あとわずかで表彰台というところの、あとコーナーふたつくらいというところで……。本当に残念でした。今は少しショックが大きいですが、次戦また頑張っていきたいと思います。

ケイ・コッツォリーノ
Kei F Cozzolino Driver
最後は残念ながらガス欠症状が出てしまい、ストップしてしまいましたが……。レースウイークを通じて、今シーズンからのPACIFIC NAC D’station Vantage GT3とミシュランの組み合わせが確実にマッチしてきて、上位争いできる実力があることは皆さんにおみせできたのではないでしょうか。ここからさらにタイヤメーカーとともに改善して力を上げていきたいと思いますし、今回起きたことが再発しないよう、チーム一丸となって次戦に挑んでいきたいと思います。

藤井誠暢とケイ・コッツォリーノ
藤井誠暢とケイ・コッツォリーノ

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