一方、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は「新型NSXはホンダを代表するスーパースポーツ。NSX-GTでファンの皆さんに印象に残るレースをし、来年こそはチャンピオンを獲得するべく、HRD Sakuraで全力で開発しています」と語った。

「ベース車両がNSXとなったことによる大きな変更としてはデザインです。高い空力性能とデザイン性を両立したエクステリアを継承してNSX-GTはデザインされています。また、NSXのアイデンティティであるミッドシップレイアウトを採用し、勝ちにこだわっていきたいと思います」

 一方、14年規定では14年、15年と連覇を達成しているニッサン。ニスモの片桐隆夫社長は「ニッサンGT-RニスモGT500の17年型についてはふたつの背景があります。ひとつは、ベース車のGT-Rが17年モデルとして大きく進歩したこと。もうひとつはスーパーGT500クラスの技術規則の改訂です」という。

「空力、冷却性能など17年モデルのGT-Rは大きく変更されていますが、その考え方や要素をGT500マシンにも受け継いでいます。技術規定の改正はそれを受け止めつつ、より空力を進化させ、速いマシンを目指していきます。また、エンジンの使用規定が1年間に3機から2機に減るので、耐久性を向上しつつ、より幅広いコンディションのなかで出力を上げ続けていきます」

 17年規定の新GT500マシンは、これまで同様デザインラインと呼ばれる部分のみの空力開発が許されるが、各メーカーとも14年規定から、ダウンフォース削減に対応しつつも、大幅に洗練されていることが見て取れる。この新型GT500車両は、スーパーGT第3戦/第8戦もてぎのレースウイークに一般のファン向けにも公開される予定だ。

ホンダNSX-GT
ホンダNSX-GT
レクサスLC500
レクサスLC500
ニッサンGT-RニスモGT500。新たにマットブラックに彩られた。
ニッサンGT-RニスモGT500。新たにマットブラックに彩られた。

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