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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.11.09 11:03
更新日: 2020.11.09 11:22

ニッサン 2020スーパーGT第7戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | ニッサン 2020スーパーGT第7戦もてぎ レースレポート

 予選14番手の#12 GT-Rは、佐々木がステアリングを握った前半スティントでなかなかペースが上がらず苦戦。それでも必死に前のマシンを追いかけると、#23 GT-Rと同じく28周を終えてピットに向かい、平峰と交代しました。
 
 暫定14番手で後半をスタートした#12 GT-Rは粘り強い走りを披露。終盤は集団での接近戦を制して9位でフィニッシュしました。

 予選8番手の#3 GT-Rは、スタートドライバーの平手、後半スティントの千代ともに好走を見せましたが、駆動系と思われるトラブルに見舞われ戦列を離れることとなりました。また、予選15番手からの巻き返しを期待された#24 GT-Rは序盤に操作系のトラブルが発生し、ピットでの修復作業を余儀なくされ14位フィニッシュとなりました。

■コメント

ロニー・クインタレッリ
「僕のスティントでは、序盤のペースは良かったのですが途中から苦しくなってきてしまいました。それでもなんとか踏ん張って走って、いいタイミングでピットに入ることができましたね。次生選手もアウトラップで頑張ってくれました。チャンピオン争いは、9台ぐらいが上位で接戦になっています。(チャンピオンを獲得した)2014、2015年の時ほどのポイント差ではないので、最終戦も頑張ります」

松田次生
「アウトラップで速さを見せられるタイヤだったので、そこで17号車をかわせたのは良かったです。その分、スティントの後半は苦しい状況になりましたが、チャンピオン争いをしているライバルたちと同等のバトルができて、非常に楽しいレースでした。最終戦は3週間後。僕たちドライバーもしっかりと準備をして臨んで、悔いのないレースにしたいと思います」

鈴木豊 監督
「今回は、今までの中でも非常に価値のあるレースになりました。これまでは、ハンディキャップがある中でランキング上位の車両と戦えていましたが、今回は彼らと同じ土俵でしっかり戦えた。チームとしてもドライバーたちも自信を持てたレースでした。開幕の時期に比べると、非常に大きく成長したと感じています。なおかつ、第7戦に挑むときと同じ2ポイント差のランキング3位を維持し、最終戦次第でチャンピオンが決まるという状況になりました。最終戦も強い意志を持ち、目の前のレースを精いっぱい戦いたいと思います。頑張りますので、次戦もぜひ応援をよろしくお願いします」

【GT300】

 GT300クラスは、シリーズ争いで上位につける#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)が3番グリッドから、#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が7番グリッドからと、上位争いのできる位置からスタート。

 中でもチームの戦略が見事にはまった#56 GT-Rが、SC導入前にピット作業を終えていたことから他車を逆転しました。後半スティントを託されたオリベイラも、コース上で闘志あふれる走りを見せ、ライバル勢をオーバーテイクしてトップに浮上。今季2勝目を飾り、シリーズランキングトップに躍り出ました。

 また#360 RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行/大滝拓也)も3位に入り、GT-Rが1位、3位を獲得しました。

2020年スーパーGT第7戦もてぎ RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行/大滝拓也)
2020年スーパーGT第7戦もてぎ RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行/大滝拓也)
2020年スーパーGT第7戦もてぎ リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)
2020年スーパーGT第7戦もてぎ リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)


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