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投稿日: 2020.11.30 17:35
更新日: 2020.11.30 18:07

ブリヂストン 2020スーパーGT第8戦富士 レースレポート


スーパーGT | ブリヂストン 2020スーパーGT第8戦富士 レースレポート

2020年 スーパーGT 第8戦 富士スピードウェイ[GT500]

山本尚貴/牧野任祐(RAYBRIG NSX-GT/BS)が逆転勝利でチャンピオンに輝く!

開催場所:富士スピードウェイ 開催日:2020年11月28日(土)~2020年11月29日(日)

 史上稀に見る僅差のチャンピオン争いで迎えた2020年の最終戦は富士スピードウェイを舞台に行われた。富士スピードウェイをホームコースとしているトヨタのスープラ勢が予選を席巻。平川亮/山下健太(KeePer TOM’S GR Supra/BS)がポールポジションポイントを加算して単独ランキングトップで決勝を迎え、決勝でも主導権を握ってチャンピオン獲得へ突き進んでいた。
 
 しかし最終盤にガス欠状態となり、とうとう最終周の最終コーナーを立ち上がって失速。予選7番手から順位アップし2番手まで追い上げて来ていた山本尚貴/牧野任祐(RAYBRIG NSX-GT/BS)がトップを奪ってゴール。優勝とともに激戦のチャンピオン争いを制した。

<予選>

 富士をホームコースとするトヨタのスープラが主導権を握って予選は展開した。寒風が吹くなか、路面温度が20度に至らないタイヤにとっては厳しい状況のなかの予選だった。この時期にスーパーGTのレースが富士で行われたことはなく、タイヤメーカーにとってもチャレンジングなタイムアタックだった。
 
 Q1においてQ2に進出できるトップ8中6台がブリヂストンタイヤ装着車で占められた。そして、トップから4番目までがブリヂストンユーザーのスープラだった。ランキングトップタイの平川亮(KeePer TOM’S GR Supra/BS)がトップタイムを叩き出し、これにチームメイトのサッシャ・フェネストラズ(au TOM’S GR Supra/BS)が続いた。
 
 Q2においてもスープラとブリヂストンの優位は変わらなかった。第7戦からニック・キャシディに代わってKeePer TOM’Sのステアリングを握っている山下健太がコースレコードを更新する快走でポールポジションを獲得。
 
 ポールポジションポイント1点を加算して、平川はランキング単独トップに立って決勝を迎えることとなった。トップ4をスープラが占め、そのすべてがブリヂストンユーザーだった。

<決勝>

 決勝日は朝から雲に覆われ、予選日よりも気温/路面温度が低く完全に冬の様相だった。タイヤのウォームアップが考慮されて3周のフォーメーションラップの後にレースがスタート。
 
 6番手スタートの松田次生/ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R/MI)が一気にトップを奪ったが、6周目にはポールスタートの平川/山下組がトップを奪い返し、後続との差を周を重ねる毎に広げていった。11周目にはチームメイトの関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ(au TOM’S GR Supra/BS)が2番手に浮上、トムスチームのワン・ツー体制となった。
 
 ドライバーの最低義務周回数がクリアーされた22周を過ぎて各車がピットインしてドライバー交代。トムスの1-2に割って入って来たのが山本/牧野組だった。そして終盤に入ってトップと2番手の差が詰まり始め、あと数周を残してトップの平川/山下組のガソリン残量警告が表示されてしまった。
 
 ゴールまでは何とか走りきれると判断していたが、最終ラップの最終コーナーを立ち上がってストレートに出たところで失速、背後に迫って来ていた山本/牧野組がそれをパス。平川/山下組は力なく2位でゴールラインを切った直後にストップしてしまった。これによって、山本/牧野組は優勝とチャンピオンの座を手にして2020年シーズンを締めくくった。

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