さて、レギュラードライバーの代役問題ですが、チームスタッフとしては正直複雑な思いがあります。

(アンドレ・)ロッテラーや一貴選手のように、WECでチャンピオンを獲るほどのドライバーですから、私たちはその活躍を誇りに思い、喜んで送り出し、そして応援しています。昨年のニック(・キャシディ)も然りです。

 しかし、こちらのシリーズでは、彼らが抜けたパフォーマンスに不安が無いといえば嘘になります。特に単独ドライバーのSFにおいては、チャンピオンシップが限りなく厳しくなってしまうのです。

 一方で、代役によってシートを得たドライバーにとっては、実力を示す絶好のチャンスとなります。

 GT500とSF両カテゴリーで活躍する宮田莉朋選手は、共に一貴選手の代役経験がありました。昨年、SFのSUGOとオートポリスでは非常に高いパフォーマンスを発揮し、それが彼のステップアップにつながった事は紛れもない事実です。

 ジュリアーノ、晴南、一斗、野中には、このチャンスを絶対に活かしてほしいと思います。

SFオートポリス戦での勝利を喜ぶジュリアーノ・アレジ
SFオートポリス戦での勝利を喜ぶジュリアーノ・アレジ

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