気温30度を超える真夏日のなかで行われた2021スーパーGT第4戦もてぎの公式予選。GT500クラスは、STANLEY NSX-GTがポールポジションを獲得し、山本尚貴と牧野任祐が前年王者らしい速さをみせた。

 その裏で、存在感溢れる走りを披露していたのが、今季は若手コンビで臨むRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTだ。朝の公式練習から好調な走りをみせ3番手につけると、午後の公式予選では大湯がQ1を担当し2番手で通過。続くQ2で笹原が1分37秒768を記録し、チームとしては今季ベストとなる予選3番手を獲得した。

 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTは今季よりダンロップタイヤにスイッチしている。過去を振り返ると、夏場のコンディションで強さを発揮する傾向にあったダンロップだが、今回はコンディションに関わらず、今までにない手応えを掴んでいるという。

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