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スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.07.18 09:30
更新日: 2021.07.18 08:11

躍進たかのこの湯 GR Supra GT、そしてHOPPY Porsche。乗り比べた土屋武士が語る速さのワケ【GT300予選あと読み】

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スーパーGT | 躍進たかのこの湯 GR Supra GT、そしてHOPPY Porsche。乗り比べた土屋武士が語る速さのワケ【GT300予選あと読み】

 一方、自らの愛する、そしてもてぎを得意とする松井孝允/佐藤公哉組HOPPY Porscheもおろそかにしているわけではない。タイヤメーカーテストでは、土屋はHOPPY Porscheもドライブした。同じタイヤ、同じエンジニア、ドライバー(土屋自身)で評価をしているので、HOPPY Porscheとたかのこの湯 GR Supra GTを同じ“物差し”で評価しているというわけだ。世界広しと言えど、こんなアプローチをしているのはドライバー出身で、メンテナンスガレージも運営し、エンジニアリングも知る土屋だけだろう。

 その点で、HOPPY Porscheのタイムは「良くできました」というもの。Q1で佐藤公哉がマークした1分48秒251は、GT-R以外のGT3カーでは予選全体のトップだ。「これは、ヨコハマ全体でみんなでやってきたことが実を結びはじめたから。これは必然で、予想がついていた。勝負は来年だと思うけど、いい戦いができるようになってきた」という。

 もちろんGT-R、そしてたかのこの湯 GR Supra GTを含むGRスープラもHOPPY Porscheにとってはライバルだ。「まだまだGRスープラも速くなる」という。「GRスープラも第2戦からの準備、メーカーテスト、ずっとやってきたタイヤ開発の面で、必然だよね、という気はする」とのこと。

 ちなみに「ただ、あくまでいちレースファンとしては、GT3のトップとはタイムは合わせた方がいいよね」という。今回、GT3勢は1分48秒台で固まっているが、たかのこの湯 GR Supra GTは1分47秒台をマークしている。「自分で(GRスープラに)乗って、自分の(ポルシェの)タイムに間違いなく敵わないんだから(笑)。何が強くて何が弱いって全部分かってる。それも同じタイヤだし」というから面白い。メーカーテストの際、2台を乗り比べてのタイム差はコンマ4秒。今回の予選でもコンマ4秒差だったというのだ。

「同じエンジニアで同じチームで、GT-RをのぞくGT3のトップと、GT300規定のトップを獲れたんだから、これは使わないテはないよね(笑)」と参加条件についてチクリと語った土屋代表。成り立ちも違う2台だが、「合わせるなら予選ウエイト、あとは車高かな?」とスーパーGT、GT300全体を考えた話も止まらない。もちろんタイヤの要素もあるので、参加条件はGT300の永遠のテーマではあるが。

 この週末の路面温度の高さから、タイヤ交換等の作戦は「分からない」というが、決勝レースで2台がどんな戦いをみせるのか。同じエンジニア、同じタイヤで、どう異なるレースが展開されるのか、ぜひレース全体とともに楽しみにしていただきたい。

2021スーパーGT第4戦もてぎ HOPPY Porsche(松井孝允/佐藤公哉)
2021スーパーGT第4戦もてぎ HOPPY Porsche(松井孝允/佐藤公哉)


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