16年シーズンを「開幕から2連勝と、いい流れでスタート。3連勝に近いところまで行けたと思いましたけど、100kgというウエイトハンデを積んでから、(流れが)悪い方向に行きましたね」と統括する次生にとって、この14年型GT-RニスモGT500で戦った3年間で、もっとも印象に残っているのは「2015年シーズン」の戦いだという。
15年シーズン、次生とロニー・クインタレッリのコンビは第2戦富士、第7戦オートポリスで優勝。ランキングトップのカルソニック IMPUL GT-Rと2点差で挑んだ最終戦もてぎではカルソニック GT-Rの猛追をしのいで2位に食い込み、5点差で逆転チャンピオンに輝いた。
「15年(シーズン)は苦しみながら2連勝を達成しました。とにかく追い上げて、追い上げてといった展開でしたから」
「そんな状況でも、最終的に2連覇を達成できました。この3年間のなかでは、あの年が1番思い出深いですね」
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