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スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.11.12 14:27

#30 TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT 2021スーパーGT第7戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | #30 TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT 2021スーパーGT第7戦もてぎ レースレポート

2021 AUTOBACS SUPERGT
ROUND7ツインリンクもてぎ
開催地:ツインリンクもてぎ(栃木県)/4.801km

11月6日(予選)
天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
観客数:6,100人

11月7日(決勝)
天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
観客数:12,000人

織戸選手がまたもQ1突破に成功!決勝ではバトル繰り広げ、しっかり完走果たす

 今年もスーパーGTにaprは2台体制で挑み、『#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT』をドライブするのは永井宏明選手と織戸学選手。タイヤは信頼のヨコハマが使用される。シリーズ第7戦『MOTEGI GT300km RACE』はサクセスウェイトが半減、より正確に言うなら、GT300クラスは獲得したポイントの3倍から1.5倍とされる。したがって、今年ここまで2回入賞を遂げている「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」は、12kg積んでの一戦となるわけだ。

 前回のオートポリスでは、織戸選手がQ1を3番手で通過するなど、それまでの好調な流れを汲んでいたが、決勝レースになると一転。バランスの悪化に苦しみ、完走を果たすに留まった。だが、今回は今年2回目のレースとなるツインリンクもてぎが舞台で、第4戦では8位入賞も果たしている。データは豊富で、あとは季節との合わせ込みがしっかりできれば、今季3回目の入賞も夢ではない。何よりドライバーふたりが、自信を持って臨むことになるだろう。

公式練習 11月6日(土)9:25〜11:10

 11月に入ったこともあり、もはや厳しい寒さも覚悟していたのだが、週末のもてぎは天気に恵まれ、絶えず強い日差しが注がれていた。実際、公式練習開始時の気温は13度で、路面温度は23度で、セッション中に徐々に上がっていたほどだった。

 今回も『#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT』は織戸選手から走行を開始。計測3周目にはもう1分47秒台に入れており、持ち込みのセットは正解だったよう。最初のピットストップで微調整を行った後、セッションベストとなる1分47秒261をマーク。30分ほど経過したところで、永井選手と交代する。

 マイレージを稼ぎつつ、永井選手は徐々にタイムを詰めていき、やがて1分48秒950を記録するまでに。その後、織戸選手による再確認が行われ、最後のGT300クラス専有走行で再び走行した永井選手は、気温は26度、路面温度は31度まで上がり、最後は条件がかなり変化していたにも関わらず、自己ベストとなる1分48秒726をマークしていた。公式練習の順位は16番手。この後に行われたFCY(フルコースイエロー)テストにも、織戸選手、永井選手の順で走行し、FCY対応も抜かりなく行うことができていた。

公式予選Q1 11月6日(土)14:38〜14:48

 今回の公式予選Q1において、『#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT』はB組での走行。織戸選手に今回もQ1突破の任が託された。気温は18度、路面温度は29度と、公式練習で織戸選手がベストタイムを記録した時と、ほぼ一緒ということもあり、コンディションは整えられた格好だ。ウォームアップは入念に行われ、アタックは計測3周目から。まずは1分46秒847を記録した織戸選手は、さらにワンアタック。1分47秒767に短縮なったことで、8番手でQ1突破に成功!今回もQ2に控える永井選手にバトンをつなぐこととなった。

公式予選Q2 11月6日(土)15:13〜15:23

 永井選手の力走が期待されたQ2だったが、残念ながら走行は許されなかった。Q1後に発覚した、電気系トラブルの修復が間に合わなかったためだ。そのため、『#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT』は決勝に16番手から望むことになったが、入賞目指し、その後はしっかり準備が整えられていた。

■予選後コメント
永井宏明選手

「クルマのトラブルで出られなかったので、残念でした。でも、織戸さんがQ1通ってくれました。公式練習の感触は悪くなかったですし、決勝はみんなでいいレースができるように頑張ります」

織戸学選手

「なんとか決勝は16番手からスタートで、頑張ります。僕の時(Q1)では問題なかったんですけどね。今ある中ではベストな走りができたと思うんですが、もうちょっとコンディションに合わせたかったです。決勝は頑張ります」

金曽裕人監督

「Q1は織戸選手のナイスアタックで、さすがの一言ですね。やっぱり全体のウェイトが軽くなってくると、プリウスというクルマのボディの違い、空力の違いっていうのがあからさまに出ちゃうんですけど、よく頑張ってくれました。永井選手が走れなかったのは、電気系トラブル。その修復が間に合わなかったのは、非常に申し訳なく思います。でも決勝では確実にポイントを、今年初めてポイントを獲得したサーキットですし、同じようにここでポイント獲れるように、みんなで全力を尽くそうと思っています」

■決勝レース(63周)11月7日(日)13:00〜


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