ランキングリーダーSUBARU BRZ R&D SPORTのポールポジション獲得、そして同2位のリアライズ日産自動車大学校 GT-RのQ1脱落と明暗がくっきり分かれたGT300クラスの予選。ここでは、逆転タイトルを狙う2陣営と、決勝で今季初優勝を狙う陣営の、予選舞台裏と決勝への展望を探る。
タイトル獲得とレースでの勝利、ターゲットは異なるが『打倒SUBARU』を掲げる点は、ふたつのグループに共通である。
■わずか7周で挑んだ予選
「暖機は普通に済ませていたけど、いざ(公式練習の)セッション開始というところで電源が入らなかった」。そう語るのはGT300のランキング3位で最終戦に乗り込んできたARTA NSX GT3の高木真一だ。得意とする富士で、まさかの出鼻を挫かれた形だ。
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