2021年シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権では7戦中3勝と圧倒的な強さを見せつけ、開幕戦から一度もポイントリーダーの座を明け渡すことなく、最終戦を待たずシリーズタイトルを手にした野尻智紀。一方、スーパーGTでは福住仁嶺とともARTA NSX-GTのステアリングを握り、第6戦と第7戦で連勝を遂げる速さを見せるも、4ポイント届かずシリーズランキング2位に終わった。
迎えた2022年、スーパーフォーミュラではディフェンディングチャンピオンとして。そしてスーパーGTでは引き続き“挑戦者”としてチャンピオンに挑む立場となる野尻に、タイプSボディとなったホンダNSX-GTの手応え、そして2022年シーズンに向けた新たな目標を聞いた。