Kazushi Nakano / autosport web

「もう無理だ!」

 1分35秒5を叩き出した最初のアタックラップでは、4輪脱輪が気になっていたSUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝は、続けて2周目のアタックへと入っていた。そこに、「僅差で65号車(LEON PYRAMID AMG)が上回った」とチームから無線が入る。1周目できっちりとタイヤを使い切ってしまっていた山内は、その時点で逆転ポールポジションを奪えないことを悟った。

「ただ、出し切ることはできました」と山内はアタックラップを振り返る。

 今回の予選Q2では、ポールポジションのLEON蒲生尚弥と山内のふたりだけが、3番手以下を突き放す異次元のタイムを記録する結果となった。

 このSUBARU BRZ R&D SPORTのパフォーマンスに関して山内は「正直、クルマの方はテストも少ないなか、開幕当初から大幅に変えられるものもないですし、タイヤによるところが大きいです」と分析している。

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