午前10時からの走行では、さらに驚きが。RC F GT3が装着していたのはブリヂストンタイヤだ。そしてコクピットには、16年までTOYOTA PRIUS apr GTをドライブしていた中山雄一が乗り込んだ。また、ピットでは初代FIA-F4チャンピオンで、16年は全日本F3に参戦した坪井翔が走行を見守った。

 この日がシェイクダウンとなる51号車RC F GT3だが、走行開始こそ慎重な走りだったものの、少しずつペースを上げると最終的に1分37秒104というベストタイムをマーク。今回のテストでは他にも3台のGT300車両が走行しているが、GAINER TANAX AMG GT3をおさえGT300最速で初の走行を終えた。

 ライバル勢のなかではレクサスRC F GT3の走りを見て「ここからかなり速くなりそう」という声も聞かれた。正式な体制発表を待たなければならないが、今季のGT300クラスのなかでも注目の存在になるかもしれない。

富士スピードウェイでシェイクダウンされた51号車レクサスRC F GT3
富士スピードウェイでシェイクダウンされた51号車レクサスRC F GT3
富士スピードウェイでシェイクダウンされた51号車レクサスRC F GT3
富士スピードウェイでシェイクダウンされた51号車レクサスRC F GT3

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