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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.04.11 19:48

コバライネン「各セッションで手応えを感じていたが、結果に結びつかなかった」

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スーパーGT | コバライネン「各セッションで手応えを感じていたが、結果に結びつかなかった」

DENSO KOBELCO SARD RC F
開幕戦岡山、踏ん張りの7位フィニッシュ

2016 SUPER GT 第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」(4/9-10)
岡山国際サーキット(1周3.703km)
入場者数:予選9,600名、決勝19,000名 合計28,600名

 4月10日(日)、シリーズ開幕戦となるSUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝が行われ、6番グリッドから勇往邁進に勝利を目指していったDENSO KOBELCO SARD RC Fは、スタートを担当した平手が序盤から緊迫した好バトルを展開。だが300クラスに詰まったところで7位にポジションダウン。しかし諦めない平手は前を追いかけ続け36周でヘイキと交代。ヘイキも好ペースで前のクルマを追い続けた。その後、一進一退の攻防となり、後方からも追い上げられる緊迫した展開となったが見事に踏ん張ってチェッカー。7位で開幕戦を終えた。
 ドライバーポイントでは4点を獲得、チームポイントでは7点を獲得した。次の第2戦はゴールデンウィーク中の5月3日(火・憲法記念日)・4日(水・みどりの日)に富士スピードウェイで開催される。

■公式練習走行
 桜の花が咲き誇る春の季節の訪れとともに、いよいよ2016年シーズンが開幕。2年目のコンビを組むヘイキ・コバライネンと平手晃平の今季初陣となる第1戦岡山。2月に行われたオフシーズンテスト、3月に当地で行われた岡山GTA公式テストでは上位タイムをマークするなどDENSO KOBELCO SARD RC Fは順調な仕上がりを見せており、これまでのドライバーコメントからも十分な手応えを感じてる様子。2人のコンビネーションもガッチリと組み合わされてセットアップの進みも早く、テストで一発もロングランのタイムも速く安定した結果が出ている。

 ドライバーを始めチーム一同が待ちに待った開幕戦の舞台は、岡山県東部の山間部・美作市にある岡山国際サーキット。開幕戦はハンディウェイトが各車ともゼロ、公式予選は両ドライバーが1回ずつアタックするノックアウト方式(Q1とQ2)でグリッドが決まり、決勝は300kmでピットストップは1回となる。コースはF1も開催されたことがあるテクニカルなレイアウトで、約3.7kmと距離が短いながら至る所にパッシングポイントがあり、ボディを擦り合わせながらの激しい超接近戦がコースサイドのすぐそばで見られ、迫力の臨場感があるサーキット。今季悲願のシリーズタイトル獲得に向け、その最初の一歩となる開幕戦に勇往邁進、勢い良く勝利を狙っていった。

 9日(土)午前中の公式練習走行は、気温17度/路面温度19度のドライコンディション。9時から混走セッションが開始され、路面の状態が安定した頃にヘイキがまずコースイン。早速、最初のアウティングで1分19秒186のその時点とトップタイムを叩き出し、テストからの好調さを維持している様子。その後21秒台の好ペースでラップを重ね、24周目から別のドライタイヤを装着して32周にわたってクルマの仕上がり具合を精力的に確認した。33周目からは平手がドライブ。まずは肩ならしといった感じで混走セッションの最後まで走行。その後の10分間のGT500単独セッションでは、平手がアタックシミュレーションを行い、5周目に1分19秒960のタイムをマークした。ドライながらもコンディションが変化していった公式練習走行ではトータル48周を走行。赤旗中止となったサーキットサファリもクルマのチェックに費やし、午前中は結果、ヘイキがマークした1分19秒186の3番手タイムでQ1への準備を無事に整えた。お昼のピットウォークには、株式会社サードの軽飛行機事業のアドバイザーを務めるエアレースパイロット室屋義秀選手が来場。ピット前は大盛況の賑わいとなった。


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