更新日: 2023.06.07 16:30
TEAM UPGARAGE 2023スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝レポート
Rd3 鈴鹿450km決勝レポート(6月4日)
決勝レースは13番手からのスタート
上位入賞を目指したがトラブルのためリタイアに
■450kmの長いレースなので、ピット戦略で岡山の再現を狙った
予選の土曜日にもまして快晴の鈴鹿サーキット。温度もぐんぐん上がり、決勝レースのスタート直前には気温28度、路面温度41度になっていました。450kmの⾧距離であり、路面温度が高い厳しい条件なので、最後まで生き残ればポイント圏内あるいは表彰台もと目論んでグリッドに着きます。
スタート前のセレモニーでは、例によって三重県警の白バイとパトカー先導によるパレードランがあり、その後フォーメーションラップがあり、決勝のスタート!
TEAM UPGARAGEのNSX GT3のスタートドライバーは小出峻選手。13番手の中団からのスタートでしたが、周囲に飲まれることなくきれいなスタートを決めます。500クラス、300クラスとも1コーナーでのトラブルもなくレースはスムーズに始まりました。
1周目が終わったところで早くも300クラスが数台ピットイン。18 号車は5周目が終わったところでピットインしました。ここではタイヤ交換をしてコースに復帰。しかし、右リヤタイヤが突然外に膨らみだし、外れてしまったのです。小出選手はクルマをヘアピンのコース外に停めましたが、レースではすぐに黄旗からFCYが宣言されSCが導入されました。
ヘアピンで右リヤタイヤを失ってはピットに戻るすべもなく、18 号車は残念ながらリタイアです。これで2戦連続ノーポイントとなってしまい、20ポイントのままでドライバーランキングは7位に。しかし、トップでも30ポイントなので、その差はまだ10ポイント。第4 戦以降のに勝負どころで戦えるように準備をしていきます。