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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.04.09 09:02
更新日: 2019.04.08 18:00

ポルシェカレラカップ・ジャパン 第1戦岡山 決勝レポート

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国内レース他 | ポルシェカレラカップ・ジャパン 第1戦岡山 決勝レポート

プレスインフォメーション
2017年4月08日

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 ー 第1戦(岡山)決勝レポート

岡山. 岡山.ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第1戦の決勝を、岡山国際サーキット(岡山県)で2017年4月8日(土)に開催いたしました。

天候:曇り 路面:ドライ 気温:19度/路面温度:19度(スタート時)

 直前に行われたSUPER GT公式予選中の数度にわたる赤旗中断のため、PCCJ決勝のスタートは16時30分からの予定が30分遅れの17時に変更された。空は厚い雲で覆われ、スタート前のグリッドでは小雨がぱらついていたため殆どのチームはグリッド上にウェットタイヤを用意するも、全車ドライタイヤのままスタートを迎える。

 ポールポジション(最前列アウト側グリッド)は#89三笠雄一。公式予選で岡山国際サーキットのコースレコードを更新する1分32秒279をマークし、昨年のPCCJスカラシッププログラムドライバーの意地を見せる。2番手には今年の同スカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太が続く。そして、3番手にはジェントルマンクラスの#9武井真司が食い込み、以下、今年はオーバーオールでの参戦となる昨シーズンのジェントルマンクラス王者#7星野敏、ジェントルマンクラスの#32永井秀貴、#24Go MAXというオーダー。

 17時フォーメーションラップがスタートすると、各車路面の状況を確認しつつタイヤを温めながらゆっくりとコースを1周。そしてグリッドにマシンが整列し、シグナルがブラックアウトして15周の決勝レースがスタートすると、#89三笠が抜群のスタートを見せてホールショットを奪い、それに#17 上村が続いていく。

「レース前半が勝負だと思っていたので、スタートから全力でプッシュしていきました。」こうレースを振り返る#89三笠は、徐々に2番手の#17 上村との差を広げていく。一時は2秒以上の差が出来るが、レース中盤にピックアップを拾ってしまいペースがダウン。#17 上村が背後に迫ってくる。「あのときは焦りましたが、1周掛けてピックアップを取ってペースを取り戻しました」と#89三笠が語るように、その後は再びマージンを広げて一度もトップを譲ることなく開幕戦を制した。一方、#89三笠の後塵を拝して2位に終わった#17 上村は、「PCCJだけでなく、ツーリングカーのレース自体が初めてだったので色々と勉強になりました」と悔しさを滲ませたが、一方でタイヤの使い方などレースを通じて学んだことも多かったようで次戦以降に期待が高まる。

ポルシェカレラカップ・ジャパン 第1戦スタートシーン
ポルシェカレラカップ・ジャパン 第1戦スタートシーン


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