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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.04.08 16:00
更新日: 2017.04.08 21:39

ポルシェカレラカップ・ジャパン 第1・2戦岡山 予選レポート

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国内レース他 | ポルシェカレラカップ・ジャパン 第1・2戦岡山 予選レポート

プレスインフォメーション

2017年4月08日

ポルシェカレラカップ・ジャパン2017 第1~2戦(岡山)予選レポート

岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップ・ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップ・ジャパン2017シリーズ第1~2戦の予選を、岡山国際サーキット(岡山県)で2017年4月8日(土)に開催いたしました。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017第1~2戦(岡山)予選レースレポート
天候:くもり 路面:ドライ 気温:20度 路面:23度(セッション開始時)

 2017年シーズンも昨年同様に、岡山国際サーキットで開幕戦を迎えたポルシェカレラカップ・ジャパン(PCCJ)。公式予選が行われた土曜日は、明け方まで降り続いていた雨の影響で朝の時点では、路面は濡れている状況であった。

 だが、午前中に行われたSUPER GTの公式練習の走行により路面は徐々にドライ状態へ。このような状況下、PCCJの公式予選が11時30分にスタートしたが、空は厚い雲が覆っており、時々太陽も顔を覗かせる微妙な状況下、全車ドライタイヤでコースイン。

上村優太
上村優太

 コースインの順番は前日行われた専有走行の総合結果順となっていたが、8番目となっていた今年のPCCJスカラシッププログラムドライバー#17上村優太は最後尾からを選択する。「8番目だと前後のマシンとの差も詰まり自分のペースで走れないと思ったので、最後にコースインすることにしました」。

 #17上村は、前日の専有走行が岡山国際サーキットで初めての走行であったが、雨に見舞われたためドライタイヤで走るのはこの予選が初めてがゆえの作戦であった。この作戦が功を奏し、#17上村は徐々にミシュランタイヤの特性を掴んでいきペースアップしていく。

 しかし、この#17上村の前に立ちはだかったのは昨年のPCCJスカラシッププログラムドライバーでランキング2位となった#89三笠雄一だ。レコードラインは乾いているもののラインを一歩外してしまうとまだ濡れているため、それを最初に確かめるとすぐにタイムアタックを開始。そして4周目には、早くも唯一の1分32秒台に突入する。

三笠雄一
三笠雄一

「1セット目のタイヤは無駄になってもいいので、フィーリングを確かめる意味でも初めから飛ばしていきました。それで2セット目はセットアップを変えて結果的にタイムアップしていましたが、自分では納得した走りができませんでした」。

こう振り返る#89三笠だが、岡山のコースレコード1分32秒363を上回る1分32秒279でポールポジションを獲得。「アタックラップでは路面が乾いて綺麗になってきたためタイヤがグリップするようになり、タイムが上がったのだと思います」と冷静に振り返る。


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