あのテイラー・スイフトも来場したアメリカGPの現地情報をムッシュ柴田がお届け。会見でもスマホに夢中なのは、ハミルトンだけでは無いようです

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　何ごとも大きくて､ボリュームたっぷりのアメリカですから､メディアセンターで供される朝食も､こんな感じです。　本当はこれに特大ソーセージか､特大ハンバーグが加わるのですが､朝っぱらからさすがにそれは無理。右にそびえる紙コップも､500ccのペットボトルが小さく見える巨大さ。自分では並々とコーヒーを注いだつもりでも､底の方にちょびっと溜まるだけでした（汗。

　さて土曜日午前のフリー走行の際には､久しぶりにコース脇を巡回しました。雲ひとつない快晴でしたし､　何と言ってもこのサーキットの最高地点､ターン1からの眺めは絶景ですからね。

　そしてそこから巡回バスに乗って､「恐竜」展望台へ。　第1回目の2012年から欠かさず通ってますが､ここに登るのは初めてです。

　ビルでいうと､高さ12､3階ほどでしょうか。できれば階段で上りたかったのですが､残念ながら立ち入り禁止。仕方がないので､エレベーターを使いました。　2階建ての展望台です（笑）。

　ドアが開くと､いきなりの絶景。　でも高所恐怖症の人は､遠慮した方がいいかもしれません。　一般の観客は30ドルで､わずか15分間の時間制限付き。でもそこは大らかなアメリカですから､誰もチェックなんてしてませんでした。

　その日の夕方には､テイラー・スイフトの1回だけのコンサートが。みるからにF1ファンじゃないだろ風の若い子たちが､どわ〜っと押しかけてました。　ステージかぶり付きの､ファンたちが立ってるところ。ここ実は､裏ストレートなんです。コースに沿って､仮設ステージを造ったんですね。　まだ開演までずいぶん時間があったので､大丈夫だろうとコースを走り出したんですが､かなり手前ですでに立ち入り禁止。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表なんぞも､大人しく引き返してました。ところがこの3人､ここから左側にコースオフし､入場するファンといっしょに芝生を横断して､先ほどの裏ストレートに到達したのでした。

　僕もすぐに彼らのあとを追い､かぶり付きへ。スイフトファンならそのままコンサート開始まで待ったと思いますが､何しろ娘に訊くまで名前も知りませんでした。絵に描いたような､猫に小判状態。すぐに引き返したのでした（爆

　この人だったら､よく知ってるんですけどね。『エンド・オブ・ホワイトハウス』で､超人的な大統領警護役を演じたジェラルド・バトラーです。　今や超有名ハリウッドスターなんですが､実にノリのいいオジサンでした（^^）。

　レーススタート直前の華やかなグリッド上では､　ヴィーナス・ウィリアムズにもすれ違いましたけど､いわれないとわからなかったかも。非常に大人しめな感じでした。

　大人しめといえば､　ヒゲをかなり刈り込み､何よりヘアスタイルをすっかりアップデートしたアロンソは､すっかりお坊ちゃま風に大変身してました。　何しろつい2週間前までは､こうだったんですから。これ､マクラーレンがこのほど公開したカートゥーンなんですけど､製作者はさぞ焦ったでしょうね。

　ちなみにこの右にいる人物､　バトンなんですよ。いくら何でも､似なさ過ぎでしょ！

　レースでは12番手スタートから5位入賞の大活躍を果たしたアロンソですが､予選後のチーム会見ではスマホに熱中。そういうところ、ハミルトンに似なくていいですからね〜。