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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.04.25 23:58
更新日: 2018.04.26 16:25

ラトバラ「アルゼンティーナは挑戦し甲斐があり大きな満足感も得られる」/WRC第5戦アルゼンチン 事前コメント

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ラリー/WRC | ラトバラ「アルゼンティーナは挑戦し甲斐があり大きな満足感も得られる」/WRC第5戦アルゼンチン 事前コメント

 4月26~29日に行われるWRC世界ラリー選手権第5戦アルゼンチンに向けて、参戦するドライバーたちが意気込みを語った。

 南米アルゼンチンを舞台に争われるラリー・アルゼンティーナは1980年に初開催された1戦。おなじく南米メキシコで3月に行われた第3戦同様、グラベル(未舗装路)を舞台に争われる。

 ただし、その路面コンディションはバラエティに富んでおり、砂丘地帯や地面から岩が顔を覗かせる山岳地帯が舞台となるほか、ステージによっては川を渡るエリアも存在する。

 特に路面が軟らかい砂丘では、マシンが走行するたびにわだちが深くなり、午後の走行ではこのわだちにハンドルを取られることや、マシンにダメージを負うような状況も出てくる。そのためドライバーは午後の走行に向けて車高を調整する必要がある。

 また、この時期のアルゼンチンは初秋の季節で大気は不安定。ラリー中は降雨に見舞われることもあるほか、標高の高い山岳ステージでは霧や雹がドライバーを襲う可能性もある。

 ラリーは、アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスから北西に700kmほど離れた湖畔リゾート地、ビジャ・カルロス・パスが中心地。競技初日の26日夜には街の中心部でストリートステージのSS1が行われる。

 翌27日(金)の競技2日目からはビジャ・カルロス・パスの南側に広がるカラムチータ谷の周辺で本格的なグラベルラリーが幕を開ける。この日はSS2~8の7SSが行われ、このうちSS5はサービスパーク近郊で2台が同時走行するスーパースペシャルステージだ。

 競技3日目の28日(土)は一転して山岳地帯が舞台の1日。この日も前日同様に7SS、SS9~15が行われる。このうちSS12はスーパースペシャルステージとなる。

 競技最終日の29日(日)はSS16~18の3SS。このうちSS16とSS18に設定される“エル・コンドル”はラリー・アルゼンティーナを代表する名物ステージで、コース両脇を大きな岩がそびえ立つなかを走行する。

 2018年大会におけるエル・コンドルは2017年に設定されたルートを逆走するような構成となっているので、ドライバーにとっては新たなチャレンジ要素だ。

 シリーズ最上位クラスに参戦している4メーカーは、全チームが3台体制での参戦。フォード・フィエスタWRCを投じるMスポーツ・フォードはセバスチャン・オジエ、エルフィン・エバンス、テーム・スニネンの3名を起用する。

 2017年のラリー・アルゼンティーナを制したティエリー・ヌービル擁するヒュンダイ陣営は、アンドレアス・ミケルセンとヌービル、ダニ・ソルドの3名にヒュンダイi20クーペWRCを託す。

 苦戦続きのシトロエン勢はクリス・ミークとクレイグ・ブリーンにカリッド-アル・カシミを加えた布陣。トヨタ勢はヤリ-マティ・ラトバラ、エサペッカ・ラッピ、オット・タナクと不動の体制で挑む。

Mスポーツ/ヒュンダイ陣営のコメントはこちら

シトロエン/トヨタ陣営のコメントはこちら



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