アメリカン・ホンダ・モーターは3月23日に、ニューヨーク国際自動車ショーでアキュラNSX GT3を公開した。FIA-GT3規定に参入する日本車としては3車種目となる。

 ホンダは新たなフラッグシップモデルとして、アメリカのオハイオ州メアリズビルに設立されたパフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター(PMC)で、新型NSXの生産を開始。北米ではアキュラNSXとして先行でリリースされ、その後日本を含めた各地域でホンダNSXとして販売される。

 すでにスーパーGT500クラスでは『ホンダNSXコンセプト-GT』として、NSXのコンセプトモデルという形でレーシングカーが参戦しているが、新たに世界中で使用できる市販レーシングカーとして、FIA-GT3規定のNSXが発表されることになった。

 これまでも噂には上がっていたNSX GT3だが、問題となっていたのはハイブリッドの存在だ。市販モデルはハイブリッドユニットが搭載されていたが、GT3ではハイブリッドの使用は禁止されている。23日、アメリカから発信されたプレスリリースを読むと、ハイブリッドはやはり搭載されていない状態のようだ。

ニューヨークショーで公開されたアキュラNSX GT3
ニューヨークショーで公開されたアキュラNSX GT3

 市販車でもグラマラスなボディをもつNSXだけに、公開された画像を見ると空力のための改良は他車に比べ少なく見える。フロントにはリップスポイラーやカナードが追加されているほか、リヤウイングが目立つ程度か。ただし、アンダーボディにはディフューザーが備えられ、フードにはエンジンクーリングのためのベントが設けられている。

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